- #1
- #2
JリーグPRESSBACK NUMBER
勝ってもスパイクをぶん投げ…「俺たち、ヴェルディだぞ!」常勝・ヴィッセル神戸フロントが語る“常勝軍団の共通点”は?「常に意識を高く…」
posted2026/09/29 11:02
Jリーグ百年構想リーグで優勝したヴィッセル神戸は、いかにして常勝軍団の組織を築いたのか。その秘密をフロントに話を聞いた
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
JIJI PRESS
2022年3月からスポーツダイレクター(SD)を務める永井秀樹にインタビューすると、この強化部門のトップは4つの理由をあげた。
1つ目は「個」の充実だ。
神戸には大迫勇也、酒井高徳、武藤嘉紀、井手口陽介、権田修一など、ヨーロッパを知る元日本代表選手が複数いる。海外でこそプレーしていないが扇原貴宏や前川黛也も元日本代表だ。
ADVERTISEMENT
彼らがプレー面とメンタル面のレベルを高いところで維持し続け、それが「常勝軍団」の核になっている。
「百年構想リーグにおいて最も苦しかったのは、サウジアラビア開催のACLE準決勝で敗れ、日本に戻ってきたあとでした。メンタル的にもフィジカル的にも疲弊した中で、Jリーグの残り試合を戦わなければならず、なかなかうまくいかなかった。3バックを試したり、元に戻したり、チームとして試行錯誤の状態でした。
その中で素晴らしかったのがサコ(大迫)と高徳を中心に、選手たちで話し合って自分たちの強みを再確認したことでした。我々にもその話をしてくれ、しっかり監督ともコミュニケーションをとってくれた。最後は『本当に僕らを信用してほしい』くらいのことを選手たちから監督にも伝えて。
選手がわがままを言っていると捉える人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。彼らは言ったら言っただけのことを、責任を持ってやる。前からボールを奪いに行ってハイラインでやると言い、彼らは見事にやり切りました。
彼らは代表経験や海外経験もあり、高いレベルを知っている。日々勝負と向き合っており、練習のレベルが下がることを許さない。妥協を許さないメンタリティがあるので、練習でも試合でもものすごく厳しく要求し合います」
かつての“常勝軍団”ヴェルディとの「共通点」
永井は現役時代、1992年から4シーズン、黄金時代のヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でプレーしていた。当時のヴェルディと現在の神戸に共通点があるという。

