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勝ってもスパイクをぶん投げ…「俺たち、ヴェルディだぞ!」常勝・ヴィッセル神戸フロントが語る“常勝軍団の共通点”は?「常に意識を高く…」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byJIJI PRESS
posted2026/09/29 11:02
Jリーグ百年構想リーグで優勝したヴィッセル神戸は、いかにして常勝軍団の組織を築いたのか。その秘密をフロントに話を聞いた
神戸にとっては相当な痛手だが、代わりに竹谷コーチが中心となって練習を取り仕切るようになった。また、U21チームの監督に2016年のリオデジャネイロ五輪で男子の日本代表監督を務めた手倉森誠を招聘。コーチングスタッフに関しても「個」を充実させ続けている。
3つ目は適切なバイプレーヤーの補強だ。
百年構想リーグに向けて、神戸は郷家友太、ンドカ・ボニフェイス、ジエゴを補強した。サポーターやファンからは「地味な補強」という声もあがったが、彼らの加入がチームの総合力を上げ、スキッベ監督の采配の幅を広げた。
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郷家はレギュラー格としてコンスタントに出場。9月のリーグ第6節では自身初となる1試合2得点もマークした。鹿島アントラーズとの百年構想リーグ優勝決定戦・第一戦の前半7分にトゥーレルが負傷した際、ンドカは途中出場して代役を果たし、第2戦でフル出場した。
「『地味な補強だ』という意見は自分の耳にも入っていました。ただ、昔イビチャ・オシムさんが『水を運ぶ人』の重要性を強調したように、わかりやすいスターがいればチームが機能するわけではありません。
(郷家)友太は2023年に神戸を1度離れましたが、ベガルタ仙台で3年間レギュラーとして活躍した。キャプテンマークも巻いていましたが、やっぱりレギュラーを張ると責任感が想像以上に大きくなるんですよ。それによって大きく成長したと思います。強度を求めるスキッベ新監督のニーズにも合うと思い、フリーで獲得しました。
ボニ(ンドカ)も同じです。もともと自分が東京ヴェルディの監督だったときの選手なので実力がわかっていましたが、横浜FCでレギュラーになって成長した。本人はさらに成長したいという向上心を持ってヴィッセルに来てくれて、シーズン終盤に大きな働きをしてくれました。
常勝軍団をつくるためには、経営面で黒字化も目指さなければなりません。なんでもかんでも補強するというのはちょっと違う。楽天グループの支援のもと、千布(勇気)社長が素晴らしい経営手腕を発揮してくれて、自分たちは予算を使えている。大切なお金なので絶対に無駄使いできない。吟味して補強しています」
リーグで勝つには…「GKとセンターバックが重要」
さらに永井SDは権田修一の名前をあげた。権田はすでに昨年9月に神戸に入団していたが、Jリーグの登録期限がすぎていたためACLEにしか出場できなかった。百年構想リーグでは出場が可能となって少しずつ出番を増やし、優勝決定戦ではスーパーセーブを連発してチームを救った。
「自分がヴィッセルでSDになって確信したのは、リーグ優勝にはGKとセンターバックがものすごく重要ということ。前川黛也、権田、新井章太といったキーパー陣が非常に高いレベルで競争してくれ、誰が出ても素晴らしい働きで勝ち点を取ってくれました」
そして4つ目は三木谷会長のスピーチだ。
勝てば東地区1位が決まるWEST最終節のアビスパ福岡戦当日、アウェイだったにもかかわらず三木谷会長が駆けつけ、試合前のミーティングでスピーチを行ったのだ。
三木谷会長は選手たちに向かって次のように言った。

