ドジャース「幻の長嶋茂雄トレード獲得」は本気だった…監督が直談判「メジャーでやる気あるか？」じつは“ド軍ユニ”でプレーした日も 

　1964年に長嶋がメジャーに挑戦したら――という夢は際限なく広がるが、もしそうなっていたら1965年から始まる巨人の「V9（セントラル・リーグ、日本史シリーズ9連覇）」は、おそらくなかっただろう。

　ドジャースは1966年にも長嶋にオファーをしたとされる。オマリーオーナーがご執心だったのだが、巨人が応じる気配はなかった。

たった1試合だけ“ドジャース長嶋”が実現した日

　ただし長嶋は、たった1試合だがドジャースのユニフォームを着たことがある。1967年、春季キャンプの後半をベロビーチで行った際に、練習試合でドジャース側の一員になり、ジム・ラフィーバー（のちロッテ）に代わって三塁を守ったのだ。

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　もし長嶋がMLBに行ってそれなりの数字を残していれば――野茂英雄以前の時代から長嶋に続く選手が出て、NPBとMLBの垣根は今より低くなった可能性もあるだろう。

　MLBは、長嶋を「素晴らしい選手」として正当に評価していた。それは日本の野球ファンにとっても喜ばしいことだったと言える。

〈追悼・ありがとう長嶋さん特集：つづく〉

#5に続く

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#5

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#4

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#3

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