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大谷翔平31歳が語る"今がピーク?”の実感とは…意外な反応「結果が出なかったらという不安」ささやかな幸せは「娘が大きくなって…」
posted2026/01/15 06:03
Number最新号で単独インタビューに応じた大谷翔平<第3回>
text by

石田雄太Yuta Ishida
photograph by
Nanae Suzuki
発売中のNumber1134・1135号に掲載の[スペシャルインタビュー]大谷翔平「ワールドシリーズの喜びとWBCの怖さと」より内容を一部抜粋してお届けします。<全3回の3回目/第1回から読む>
31歳の今は「ピークの真っ只中」か?
――大谷さんはずっと30歳から35歳がピークになると仰っていて、今、31歳でバッターとしてホームランは自己最多、ピッチャーとしてのスピードも自己最速を叩き出しました。ただ、ドジャースで10回連続の世界一という目標を掲げて、それを成し遂げるとなると40歳まで頑張らなければなりません。大谷さんは36歳から40歳までの5年間をどう考えているんですか。
「もちろん35歳までのピークを40歳まで延ばせるのが理想ですけど、実際のところは35歳の身体になってみないとわかりません。だから、それができなかったときの貯蓄というか保険というか……しっかりとした土台をピークの今のうちから作っておくことは大事だと思っています」
――31歳の今はピークの真っ只中だ、という実感は持てているんですか。
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「トレーニングしていても、返ってくる反応がすごくいいんですよ。とくに最近、そうなんです。反応が素直に返ってくるなという感じがしていて……でも、だからもしこれでダメだったら、という怖さもあります。こんなに反応がいいのに、もし来年、数字がついてこなければ、何がいいのかがわからなくなってしまうという、そういう怖さ。衰えたのなら、それはしょうがない。肉体的なピークが過ぎたとも捉えられるし、眼の衰えとも捉えられる。技術的にも、歳を取れば取るほど新しいことができなくなってくるし、身に付けることも難しくなってくる。その中で周りは時代の経過とともに加速度的にテクノロジーが発展して成長していく中、自分だけが歳を取って取り残される感覚になってしまうのか。今はついていけて、対応できて、肉体的にもちゃんとやったらちゃんと反応が返ってくる感覚があるのに、来年とか再来年とか、結果が出ないとなったらどうしよう、という不安はありますね」
――でも、裏を返せばそういう反応があるんだから、来年も自己ベストを更新する結果が出てもおかしくない感覚が身体に宿っている、ということでもありますよね。
「現時点ではそう言えると思います。とくにここ最近の反応が非常にいいので、それが楽しみでもあり、不安でもあり……シーズンが終わってから減量してきて、ここから2カ月、ちゃんとトレーニングをしたら、さあ、来年はどうなのって思っています」
大谷翔平「今のささやかな幸せとは?」
――では最後に、今、大谷さんがささやかな幸せを感じるのはどんなときですか。
「毎日、娘が大きくなって、昨日できなかったことがいきなりできるようになるんです。それをこの目で見られるのは幸せですね。僕にとっても勉強だなと思うんです」
<第1回から続く>
【続きを読む】サブスク「NumberPREMIER」内【独占告白】「変なシーズンでしたね」大谷翔平が語るバッターとしての奥深き“技術”と娘の成長「すごいし、しかも、可愛いしね(笑)」《インタビュー後編》で、こちらの記事の全文をお読みいただけます。
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