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「僕のニックネームは“リニー”です」佐々木麟太郎20歳が明かす、スタンフォード大学でのリアルな日常「英語も苦戦しました」ホークス1位指名への想いとは

posted2026/01/09 11:07

 
「僕のニックネームは“リニー”です」佐々木麟太郎20歳が明かす、スタンフォード大学でのリアルな日常「英語も苦戦しました」ホークス1位指名への想いとは<Number Web> photograph by Shiro Miyake

スタンフォード大学の佐々木麟太郎(20歳)。NumberWebの単独インタビューに応じた

text by

生島淳

生島淳Jun Ikushima

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Shiro Miyake

スタンフォード大学での1シーズン目を終えた佐々木麟太郎(20歳)がNumberWebの単独インタビューに応じた。世界屈指の名門大で野球と勉強を両立させる……超多忙な大学1年生はどんな日常を送っていたのか?【全2回の後編/前編も公開中】

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 いま、アメリカでは動画、データによる解析が野球を大きく進化させている。それが大学レベルにもやってきている。

「アメリカの野球は、数値を基にして自分を向上させていきます。ルームメイトはピッチャーなんですが、彼は回転数や軌道を分析するトラックマンを基にして、投球の質の改善を図っています。打者が打ちづらい軌道をどうすれば実現できるか、日夜研究しています。僕も来季は数字にこだわっていきたい。そのなかでもOPSは重視していて、1年目も自信をもって球を見極められて、それは出塁率に表れたかなと思います。2年目の課題は長打率ですね。長打を打てるバッター。それが自分のあるべき姿だと思っています。長打率を大きく伸ばしていきたいので、そのために必要なトレーニングにいま取り組んでいるところです」

「ニックネームは“リニー”です」

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 1年生の間は、様々な面での準備段階だったと捉えることもできる。

「移動、時差、慣れない環境、言葉、いろいろなことを経験できた1年目でした。最初は英語にも苦戦しました。とにかく喋りのスピードが速いですし、大学生らしいスラング、省略語がバンバン飛び交うのでキャッチアップするのがたいへんでした。日本人ってどっちかというと控えめだから、喋るのが怖いとか、失敗したら怖い、そういう気持ちもありましたし。でも、それにも慣れてきて、いまはインプットよりも、英語でのアウトプットに意識を向けています。

 たとえば翻訳アプリに頼るときも、相手にスマホを見せちゃダメなんです。一度自分の頭に入力してから、絶対に自分の言葉で言い直すようにしています。そうすると、次からは定着してるんですよ」

 チームメイトから呼ばれるニックネームは「Rinny(リニー)」だという。

【次ページ】 「(ドラフトについて)僕がお話しできるのは…」

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