「俺は面倒くさい奴。感謝だ」妊娠中の妻と子供、ドジャースの仲間へ…LA紙が知るカーショウ引退ウラ話「彼にもう1つリングを」マンシーは予言

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彼がいなければ今の順位に…断言できる

　クレイトン・カーショウにとっては記念の多い1年だった。なかでも7月、MLBの「通算3000奪三振クラブ」に20人目のメンバーとして仲間入りしたことは最大の出来事だ。同時に、オールスターに11度選出されたこの投手に、チームの先頭でワールドシリーズ制覇を目指す最後のチャンスを与えたという意味でも、充実の年だった。

「本当に彼は、侮れない男だよ」とロバーツは語る。

「彼がいなければ、我々は今の順位にはいられなかった。それは断言できる」

会見ではカーショウの家族、目元を抑えるフリーマンの姿も　©Getty Images

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　だからこそ木曜日の会見でカーショウは、今季が自分にとって想像しうる最高の締めくくりのシーズンだと繰り返したのだ。

　怪我がなく、それどころか、トレーニングのルーティンを変えたおかげで、ここ数年で最高の状態だった。肩の手術と足と膝の手術の狭間となった昨季のように、先発登板わずか7試合で防御率4.50に沈んだ苦しい状況でもない。

　ポストシーズンで起用されるかはまだ決まっていない。ロバーツ監督によれば、プレーオフではブルペンに入って複数イニングを担う可能性はあるが、先発陣の層の厚さを考えるとメンバー入りは確定ではないという。それでも、優勝を求めるチームに彼が与える影響はすでに絶大だ。

ときどき面倒くさい奴だってことはわかってる

「もちろん今月は、まだやるべきことがたくさんある。だからチームの最終目標を果たすために、みんなの集中を乱すことは絶対にしたくない。シーズン最終戦で勝つためにね」とカーショウ。

「だから今日の件はこれで終わりにしよう。残りの試合を勝って、いい形で締めくくるよ」

　それでも彼はまず、いくつか感謝の言葉を伝えた。

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