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大谷翔平の“先輩パパ” ドジャース選手たちのリアルな育児事情とは…「最初の子は泣いている理由がわからなくて大変」「おむつ替えは野球より難しい?」
posted2026/01/16 06:00
ドジャース一筋18年、サイ・ヤング賞にも3度輝き、昨季限りで引退したカーショウ親子の微笑ましい光景。ドジャースの“リアルパパ事情”に迫った
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青池奈津子Natsuko Aoike
photograph by
AFLO
発売中のNumber1134・1135号に掲載の「ドジャースナインのリアルなパパ事情」より内容を一部抜粋してお届けします。
「父親でいることが大好き。地球上で最高のこと」
「あ、今年もやるんだ」
7月6日、ドジャースタジアムのクラブハウスへと続く通路。トロフィーや歴代の名選手らの写真が並ぶ、ドジャーブルーがメインの装飾の中で、ひときわ目を引くピンク色のバルーンアートが準備されていた。
「Daddy Daughter Dance 2025」
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選手が着替えもするロッカールームは、普段は選手の息子たちしか入れないが、この日は特別に娘も入って父親と過ごすことができる。ドジャースが昨年から始めた企画で、今年はデーゲームの後にダンスパーティーが開かれた。ヘアメイクブースが設置され、試合の間におめかししたガールズが、思い思いのドレスを纏い、特設されたピンクのダンスフロアで楽しそうに踊る。でも、誰が一番楽しそうかと言えば、パパ=選手たちである。
「父親でいることが大好きだもん。地球上で最高のことだと思う」
2〜3時間おきの授乳も付き添い
普段のインタビューではまず見られない、溢れる笑顔で子育てと野球の両立について語ったのはマックス・マンシー。このオフに3人目の誕生を予定している(2人目の女の子だ)が、最初の2人はシーズン中に誕生したため、生活リズムがガラリと変わるのは大変だったはずだ。
「それが、予想していたより疲れていない自分がいたんだ。父親になることが嬉しくて仕方なかったからだと思う」
特に生まれてすぐは父親にできることが少ないため、マンシーはとにかく母子の側にいてサポートしようと、新生児の2~3時間おきの授乳も、できる限り起きて付き添い、妻ケリーさんに頼まれたことはすべてやった。
「もちろん、肉体的には疲れていたけど、野球をやりながら上手く調整した。球場に来たら仮眠室で昼寝したり、遠征中に寝不足を補ったり。小さな工夫はいくらでもできる」
戸惑ったのは、赤ちゃんが泣いている理由が分からなかったこと。

