- #1
- #2
サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
森保一監督「新戦力を招集したい」と明言! 6月シリーズで佐野海舟復帰か…半数以上入れ替わる? “100人以上の候補”からの新メンバーを大予想!
text by

佐藤景Kei Sato
photograph byGetty Images
posted2025/05/22 06:00
ハリー・ケインと激しく競り合う佐野海舟。今季ブンデスリーガ走行距離1位の大活躍を見せた佐野海の代表復帰はあるか?
招集メンバー予想のポイント
昨年9月にスタートした最終予選において、指揮官はメンバー発表のたびに「呼べなかった選手は多い」と強調してきた。前掲の発言から6月はコアメンバーに加えて、その外側に位置していた海外組を積極的に呼ぶと考えられる。そして誰を呼ぶかを探るうえでポイントとなるのは、これまでに誰を視察したのかという事実と、代えが利かないとされている選手のポジションだろう。
それらを踏まえ、今回の招集候補としてまず名前を挙げたいのが、ボランチの佐野海舟だ。彼は現代表に不可欠なボランチ遠藤航のピッチ上の役割を担い得る。昨年7月に不同意性交容疑で逮捕された事件は不起訴処分となり、鹿島アントラーズから移籍したブンデスリーガのマインツではプレーするたびに評価を高めることに成功した。リーグ戦全試合に先発出場し、今ではブンデスリーガを代表するボランチと称されるようになった。総走行距離はリーグ1位である。
森保監督の佐野海舟への評価
今年2月、森保監督はヨーロッパで海外組を視察し、自ら佐野海のプレーをチェックしてもいる。帰国時の囲み取材では称賛を惜しまなかった。
ADVERTISEMENT
「本当にマインツの中心として考えられている。個の責任として、やはり局面局面のボールの奪い合いから勝っていけるし、打開していける。そこから攻撃のサポート、守備のサポートもできる。彼の存在感が上がってきていると思いますし、信頼されているのを見ていて感じました。
空中戦も対戦相手のアウクスブルクのトップには190センチ以上の大柄の選手がいましたけど、ヘディングをやらせなかった。むしろ勝っている局面の方が多くて、体格差はあっても、コンタクトの強さやタイミングを考えて、やらせないということを表現できていた。
海舟とは試合が終わってからも会って、ちょっと話をさせてもらって、すごくいいチャレンジをしているということと、いま自分がいろんなことをやれるという自信、もっとやらなければいけないというところで、すごくいい顔をしていた」

