日本代表「戦力底上げ」の6月…佐野海舟・航大兄弟W招集？ ポスト守田・遠藤やネクスト三笘・伊東は？ 手薄なCBには誰を？ 新戦力を完全予想！

佐野海舟の実弟の可能性

　佐野海舟の実弟、佐野航大も日本代表のラージグループに名を連ねる一人で、以前より招集が期待されてきた。2023年のU-20ワールドカップに出場したあと、海をわたり、当時J2だったファジアーノ岡山からオランダのNECナイメヘンに活躍の場を移した。所属2年目となる2024-25シーズンはケガのために2月から3月末まで戦列を離れた時期もあったが、リーグ開幕から主力としてプレー。主にインサイドハーフやボランチとして攻撃のタクトを揮っている。

　優れた技術とパスセンス、攻守におけるクレバーな位置取りは最終予選のMVPに挙げられる守田英正に重なる部分も多い。守田もまた遠藤と同様に現代表で代えが利かないとされる選手だが、3月のバーレーン戦後は、ケガのためにポルトガルリーグを欠場し、4月末にスポルティングで復帰したばかり。6月は休養のために招集外となることが予想され、以前からスタッフが追っていた佐野航を試すなら、このタイミングではないか。

佐野兄弟W選出はあるか？

5月11日には強豪アヤックスへの勝利に大きく貢献したNECナイメヘンの佐野航大　©Getty Images

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　2月に森保監督が視察したPSV戦はケガによりベンチ外だったものの、チームメイトに小川航基や塩貝健人がいることもあり、代表スタッフはNECの試合を常時チェックしている。佐野航が好プレーを連発して敵地ながら強豪アヤックスを3−0で下した試合（32節）も当然、確認済みだ。知性と技術で相手のプレスを回避する策を何度も提示し、勝利に貢献した。

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　6月に呼ばれれば、佐野航はA代表初招集。かつては三浦泰年・知良兄弟や佐藤勇人・寿人兄弟も同時に代表に名を連ねているが、佐野兄弟もその列に並ぶかもしれない。

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