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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
森保一監督「新戦力を招集したい」と明言! 6月シリーズで佐野海舟復帰か…半数以上入れ替わる? “100人以上の候補”からの新メンバーを大予想!
posted2025/05/22 06:00

ハリー・ケインと激しく競り合う佐野海舟。今季ブンデスリーガ走行距離1位の大活躍を見せた佐野海の代表復帰はあるか?
text by

佐藤景Kei Sato
photograph by
Getty Images
日本代表は3月20日にアジア最終予選でバーレーンを破り、8大会連続8回目のワールドカップ出場を決めた。来年6月に開幕する北中米大会に向けて、ここからどうやって強化を図っていくべきか。出場決定直後から議論百出である。
新戦力テスト優先か? 結果優先か?
さらなる選手層の拡充や戦術オプションの獲得をテーマに、本大会までの試合を『テストマッチ』として活用すべし! とする意見がある一方で、年末に予定されている本大会の組分け抽選を見据えて「ポット分け」で優位になるべく、FIFAランキングを意識しつつ戦え! との声もある。
どちらの考え方も正しいと思われるが、6月のアジア最終予選の残り2試合から早速、選手層の拡充を念頭に置いて臨むことになりそうだ。
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すでに発表されている通り、9月のアメリカ遠征(現地6日メキシコ代表、9日アメリカ代表と対戦)は、同国内の移動も含めて本大会を見据えたシミュレーションの場になる。優先されるのは戦力の底上げよりもチームの深化。すなわち、主力組で臨むことが濃厚だ。一方で7月に韓国で開催されるE−1選手権はインターナショナルウィンドウ(IW)の期間外となるため、海外組を招集するのは難しく、Jリーグ組を試す場となる。
戦力底上げを図るなら6月しかない
海外組を招集し、戦力の底上げを図るなら6月シリーズしかない。10月、11月のキリンチャレンジカップでも選手を試すことはもちろんできるが、舞台は国内。敵地で、しかもワールドカップ出場がかかっているオーストラリアと戦えるタフな状況について、森保一監督やコーチングスタッフは早い段階から選手の力を見極める格好の機会ととらえていた。
3月末から4月中旬にかけて名波浩コーチらがヨーロッパ視察を行っているが、その狙いを聞かれた森保監督は、次のように話している。