エプスタイン　メッツが山本をターゲットの1人にしなかったとしたら、クレイジーとしか言いようがない。スティーブ・コーエン・オーナーはWBC期間中に日本に行き、みんなは大谷翔平に注目したが、山本の存在ももちろん認識していたに違いない。特に今季のメッツはジャスティン・バーランダー、マックス・シャーザーという2人の高齢投手が軸になっており、先発投手を必要としている。メッツに入ったばかりの千賀滉大と山本の関係はわからないが、日本人投手を迎え入れる体制がメッツには整っていることもプラスになる。

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ボランド　もう1年後にはメジャー入りが予想されている投手だから、ヤンキースはトップスカウトを日本に送ろうとしている。それだけの投資を考慮される投手だから、もちろん注目度は高い。ただ、今季を通じて、ヤンキースのスカウトが山本をどれだけ評価するか、来季のチームの補強予算がどの程度になるか、今季終盤にどんな先発ローテーションになっているか、どれだけ若手が出てくるかなどはまだわからない。ヤンキースには資金があるだけに、スカウトを日本まで送るからといって、絶対必須の存在と考えられているとは限らない。

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