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「オオタニは語り継がれる」「初見フォークを…悔しいです」大谷翔平“衝撃ホームラン”にフリーマンも才木浩人も…日米の超一流がボウ然とした日
posted2026/03/10 11:36
衝撃的なアーチをかけ続ける大谷翔平。盟友も対戦相手もボウ然とした日とは
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Hideki Sugiyama
初戦満塁弾→「はい、どうてーん!」日韓戦同点弾
<証言1>
初見のフォークを完璧に打たれてしまったのでとても悔しいです。
(才木浩人/NumberWeb 2023年6月23日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/857890
◇解説◇
大谷は侍ジャパンの一員として、2026年WBCでもありえない一撃を放っている。初戦のチャイニーズ・タイペイ戦の2回、1死満塁で迎えたチャンスで先制満塁ホームラン。この回一挙10得点の猛攻、さらに13-0の大勝発進の皮切りとなる一撃を放った。
翌日の韓国戦でも勢いはとどまらない。2-3の1点ビハインドで迎えた3回、インハイに投じられた変化球をとらえると、打球は高々と上がり、右中間スタンドへとスタンドイン。ベンチに戻ると「はい、どうてーん!」と軽やかな声色でチームメートを鼓舞し、8−6の逆転勝利に貢献した。
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大谷が侍ジャパンで見せる数々の衝撃的ホームラン。その最初のきっかけとなったのは、3年前のWBC開幕直前、チームに合流して初となる実戦機会となった強化試合・阪神タイガース戦でのことだ。
阪神の先発を託されたのは才木。今や阪神の押しも押されもせぬエースとなったが――当時はトミー・ジョン手術明けだった。それもあって2022年は9登板にとどまったものの4勝1敗、防御率1.53の成績を残して覚醒の気配を見せていた。実際、第1打席は大谷から三振を奪っている。
膝つきホームランに「とても悔しい」
しかし続く第2打席に、衝撃的な結果が待っていた。
3回2死一、二塁で迎えた大谷に対して、1ボール2ストライクと追い込むと才木は決め球のフォークを選択した。ひざ元へと鋭く落ちたとみられたボールを、大谷は片ひざをついてすくい上げ、さらには右手1本のフォロースルーでスイングをかけた。

