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“ミトマの1ミリ想起弾”でMOM、上田綺世・小川航基もゴール量産「(三笘)薫が活躍をして自分も…」“覚醒間近”FW陣がアツい 

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posted2023/03/06 17:04

“ミトマの1ミリ想起弾”でMOM、上田綺世・小川航基もゴール量産「(三笘)薫が活躍をして自分も…」“覚醒間近”FW陣がアツい<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

三笘薫のプレミアでの大活躍が目立つが、上田綺世を筆頭に東京五輪世代FWの活躍も見逃せない

 現地時間4日の第26節ウェストハム戦、左ウイングで先発した三笘は17分、先制点の契機となるPKを誘発するとともに、69分にはW杯スペイン戦の「三笘の1ミリ」を想起させるようなスライディングシュートでチーム3点目をゲット。今季プレミアでシーズン6得点目とし、香川真司、岡崎慎司が持つ同リーグ日本人シーズン最多ゴール記録に並んだ。イギリスの公共放送「BBC」の試合後採点でも8点台をマーク。4-0で快勝したブライトンの原動力としてマンオブザマッチに選出されるなど、高評価を得ている。

「まだ上に行かないといけないとも感じている」

 カタールW杯の中断明け直後、三笘は「W杯後のチームで感触は良いものがある。信頼は少し増えたと感じる」と語っていたが、今やイタリア人智将のデゼルビ監督率いるブライトンにあって、なくてはならない1人となっている。それはゴール、アシストという分かりやすい結果によって、三笘への信頼が加速度的に高まっているからこそだろう。

 昨年12月31日に開催されたアーセナル戦後のこと。三笘は2022年について問われた際、「間違いなく大きな1年でした。成長できましたけど、やるべきことが多くなったというのと、まだ上に行かないといけないとも感じている」と満足せずに向上心を口にしていた。ブライトンは今後、冨安健洋擁するアーセナル、さらにシティとユナイテッドのマンチェスター勢、チェルシー、トッテナムと強豪クラブとの対決を残している。もし日本人で初となるプレミアでの二桁得点に達すれば、さらにその評価は高まるかもしれない。

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