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英国で不遇→復調“肉体派22歳レフティー”はW杯日本代表の秘密兵器か「森保監督も見てくれているはず」「毎日が楽しい」松木玖生が現地記者に語る

posted2026/03/11 17:14

 
英国で不遇→復調“肉体派22歳レフティー”はW杯日本代表の秘密兵器か「森保監督も見てくれているはず」「毎日が楽しい」松木玖生が現地記者に語る<Number Web> photograph by Justin Setterfield/Getty Images

サウサンプトンの松木玖生は、2026年に入ってから出場機会を一気に増やしている

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山中忍

山中忍Shinobu Yamanaka

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 目の前には、サウサンプトンでトンネルを抜けた松木玖生がいた。3月8日、敵地でプレミアリーグのフルアムを下したFAカップ5回戦後(1-0)、ミックスゾーン代わりのトンネル脇スペースでのことだ。

トルコで試練→英国で不遇から一転の主力化

 FC東京から移籍したサウサンプトンでは、1年目をレンタル移籍先のギョズテペ(トルコ1部)で過ごすことになった。初めて海外に飛び出した当時21歳のMFにとって、英語圏でもなく、ストライカー起用もあったピッチ内外は「試練」だったに違いない。いざイングランドに戻ってみれば、今度は「不遇」の今季前半戦が待ち受けていた。

 この日も、公式記録上の出場時間は終盤の8分間に留まった。しかし、先立つリーグ戦2試合で、2ゴール1アシストも記録した連続先発を含め、年明け以降の出場時間は通算578分に。20試合続けて起用されない期間があった前半戦と比べれば、すでに6倍以上の時間をピッチ上で過ごしている。当人は「毎日が楽しい」と、20代の若者らしい笑顔も見せてくれた。

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 肝心のプレーも溌剌としていた。

 後半37分に投入されたポジションは、4-2-3-1システムの左ウイング。昨年11月初旬のチャンピオンシップ第14節から采配を振るうトンダ・エッカート新監督の下、ウィル・スティル前体制下での3-4-2-1から変更された同システムでの定位置は逆サイドだ。それでも、ピッチに立って1分としない内にタッチライン沿いで絡み、その1分後には自陣内でのキープでビルドアップ再開に繋げていた。

フィジカルの成長を見せたヘディング

 もっとも、「逆足ウインガー」が通例の現体制下だけに、解せない起用法ではあった。同時に投入されたサムエル・エドジーが、右ウイングで効いていたとも言い難い。実際、ベンチからも左右入れ替えの指示が出た直後の後半45分、松木自身が「自分のヘディングが得点に繋がったので良かった」と振り返る場面が訪れることになった。

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