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森保一監督が明かしていた“プラン”「バイエルンの試合を見まくろうと思います」歴史的番狂わせの7カ月前「3バックにはいつでも変更できる」 

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二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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photograph byGetty Images

posted2022/11/25 17:26

森保一監督が明かしていた“プラン”「バイエルンの試合を見まくろうと思います」歴史的番狂わせの7カ月前「3バックにはいつでも変更できる」<Number Web> photograph by Getty Images

“歴史的番狂わせ”…海外メディアに称賛された森保一監督の采配。その7カ月前に森保監督が語っていたこととは?

「日本人選手は適応能力が高く、目の前のことに向けて協力しながら合わせていくことができる。すぐに同じ絵を持てる能力って言うんですかね。準備期間がないとしても準備力のメリットを活かせれば逆にパワーに変えられるんじゃないか」

 下準備は着々と進んでいる。フランスワールドカップから7大会連続の出場とあってノウハウは十分。ベースキャンプ地、練習グラウンドをはじめ「万全の準備をしてくれている」。6月6日に世界ランク1位ブラジルと強化試合を戦うことも決まった。準備期間が短いのをプラスに変えていけるのが日本なのだという自負が漂う。

 ドイツ、スペインに対しては、どのようなイメージを持っているのか。

 森保自身、最初にワールドカップを観たのが中学2年のとき。82年スペイン大会で記憶に焼き付いているのが西ドイツ代表だ。

「準決勝のフランス戦は凄かったですね。最後の最後、フィッシャーのオーバーヘッドで追いついて、PK戦で勝った。ゲルマン魂ってこうなんだ、と。派手さはなくともインテンシティが高く、ハードワークしてくるのはドイツサッカーのDNAだと感じています。実力のある選手たちが集まって組織力を発揮して、隙なく、確実に勝っていくイメージ。対戦が決まったのでこれからしっかりと見ていきたい。バイエルンの試合も見まくろうと思っています」

「3バックにはいつでも変えられます」

 そしてもう一強のスペインとは昨夏の東京オリンピック準決勝で戦っている。延長戦の終盤までスコアレスで持ち堪えたものの、アセンシオのスーパーゴールで涙をのんだ。ペドリ、エリック・ガルシア、ウナイ・シモン、ダニ・オルモらU-24メンバーはA代表でも活躍している。

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