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非公開練習でも痛烈に伝わる“W杯・不安視された選手”の覚悟…浅野拓磨「自分がケガ人だとは」、冨安健洋も三笘薫も「間に合う」
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飯尾篤史Atsushi Iio
photograph byTakuya Kaneko/JMPA
posted2022/11/22 20:01
大ケガから復帰した浅野拓磨。ドイツ戦に向けての覚悟は決まっている
「ここにいるっていうことはW杯に出られる状況だということ。少し遅れようが、最終的にメンバーが揃ったのはチームにとってポジティブだし、逆に言うと、そうでなければならない。互いにしっかり準備していきたい」
決戦の地・カタールにいる選手たちは、戦うことしか考えていない。
ブラジルW杯・内田篤人の奮闘に当時、酒井宏樹は…
14年ブラジルW杯では内田篤人が右膝の負傷を押して3試合すべてに出場した。痛みを堪えて戦う内田の姿をベンチから見ていた酒井宏樹は、「自分が力不足だったから、負傷を抱えていた篤人さんをフル出場させてしまった」と悔いに似た言葉を吐露したことがある。
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その酒井も近年は負傷に悩まされながら、それでも自身3度目となるW杯で100%の力を出し切ることを誓っている。
今後の選手生命に関わるような無理はしてほしくない。だが、ここでキャリアが終わってもいいと思える舞台――それが、W杯なのかもしれない。
大会はすでに開幕した。日本代表の初戦のピッチに立つのは果たして、誰か――。
<つづく>
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