バレーボールPRESSBACK NUMBER
このポスター、選手が作ったの? 異色の“デザイナー兼Vリーガー”が伝えるチームの魅力「バレーボール以外でも力になりたい」
text by
市川忍Shinobu Ichikawa
photograph bySafilva Hokkaido
posted2021/12/16 06:01
札幌市内の街中にポスターを見つけ、笑顔で写真に収まる柳川大知。仕事をしながらプレーする仲間たちの思いをデザインに込めた
「今後、チームに関わるプロジェクトでは、SNSを使って、実際に集客に結びつくようなキャンペーンをやりたいですね。ファンの方々に楽しんでもらえるような企画です。よりサフィルヴァを身近に感じてもらえるような。今回、かっこよさを意識してポスター、ユニフォームを作りましたけど、面白さだったり、親しみやすさや遊び心のある企画を手掛けてみたい。ファンとコミュニケーションをとって、かつ集客にもつなげることができるといいなと考えています」
以前、所属していたつくばユナイテッドと、現在のサフィルヴァ、タイのプロリーグでプレーするうちに、クラブの経営や集客、バレーボールの価値を高めることの大切さが自然と身についた。そんな柳川が考える企画は、おそらく机上の空論ではない、地に足のついたものになるはずだ。
「自分のデザインの能力を生かして何かできることはないかというのは、常に考えています」
現場で培った『感覚』を武器に、柳川はこれからもチームをピーアールし続ける。
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