酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
プロ野球「5シーズン本塁打番付」 日本人横綱は王さんで大関ノムさん、外国人横綱や現役で名を連ねるのは誰?
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKoji Kakuta/Kou Hiroo
posted2021/05/03 17:02
王貞治、野村克也は上位5年間の合計本塁打数もすごい。ではそれ以外のスラッガーや外国人横綱は?
殿堂入り選手を見てみると明らかな違いが
なお番付中央の下段には“番外編”として、この記録のMLB3傑も掲げた。
1位はマーク・マグワイア。史上初めて70本塁打を記録。2位はマグワイアと本塁打を競ったサミー・ソーサ。そして3位にベーブ・ルースとなっている。
MLB記録の73本塁打を記録したバリー・ボンズは5年間では259本塁打。73本を打った2001年を除けば50本塁打以上打ったシーズンはない。
マグワイア、ソーサ、ボンズは、薬物疑惑で騒がれた。つまり“オーガニック”な打者としては今もベーブ・ルースが1位だと言えよう。
番付では「殿堂入り選手」を薄緑色で表示している。東にはたくさん薄緑色の選手がいるが、西は皆無。プロ野球の評価は本塁打だけではないが、外国人選手は、日本野球に豪快な魅力を付加してきた。そろそろ歴史的な評価をしてもらえれば――と筆者は願っている。
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