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南野拓実が継承「日本代表歴代10番」を写真で見る 香川真司に中村俊輔、懐かしの名波浩&ラモス…
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama
posted2020/10/09 17:03
森保ジャパンでは主に「9番」をつけていた南野拓実。リバプールに在籍する男が「10番」を背負うのは誰もが納得だろう
「日本の10番」と言えばやはり……
(3)香川真司
アルベルト・ザッケローニ監督時代のブラジルW杯、そして西野朗監督の下で臨んだロシアW杯と2010年代に10番を背負い続けたのは香川だ。南アフリカW杯直後こそ「11番」だったが、ザックジャパンにとって初の公式戦となった2011年アジアカップで“新10番”としてお披露目された。
アジアカップでは準々決勝のカタール戦で2得点を挙げるなど活躍したものの、準決勝で右足中足骨を骨折。それでもその後のブラジルW杯アジア予選でも本田圭佑、岡崎慎司らとの連係で各国をねじ伏せていった。
なお香川はベシクタシュ所属時の2019年3月、国際親善試合で背番号10を着用してプレーしている。
(4)中村俊輔
日本代表の「10番」と言えば中村俊輔、そう答える人は多いはずだ。桐光学園や世代別代表、横浜F・マリノスで輝いたレフティーは、シドニー五輪、2006年ドイツW杯、2010年南アフリカW杯でエースナンバーを着用した。
日韓W杯落選後、移籍したレッジーナ、そして日本代表でもジーコ監督から10番を任された中村。2003年のコンフェデレーションズカップ・フランス戦でGKバルテズの警戒したファーサイドを打ち抜くスーパーFKを叩き込むなど3得点を挙げて「ブロンズシュー賞」を受賞する大活躍を見せた。
そして2004年アジアカップでは、対日感情の悪化から開催国の中国はどこの会場も大アウェーの状況だったものの、チームの攻撃をけん引。グループステージのオマーン戦で絶妙のアウトサイドシュートを決めるなど、大会通じて3得点などの活躍でMVPに輝いた。