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巨人・原辰徳監督、一時解散の理由。
メジャー流運営で“やりすぎない”。

posted2020/03/27 20:00

 
巨人・原辰徳監督、一時解散の理由。メジャー流運営で“やりすぎない”。<Number Web> photograph by KYODO

無観客開催でのオープン戦後、報道陣の質問に答える巨人・原監督。開幕までの調整期間に一軍の“一時解散”を決めた。

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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KYODO

 新型コロナウイルスの感染拡大は収まる気配もなく、プロ野球の12球団は当初の目標だった4月10日の開幕を2週間繰り延べして4月24日を目標とすることを決議した。 

 ところが決議直後の3月26日には阪神の藤浪晋太郎投手を含む3選手の感染が判明。この開幕目標日もさらに5月、6月へとずれ込む可能性も出てきている。

 一方、3月20日の開幕日が延期となってから、ゴールが見えないままに練習試合を消化してきた選手たちにとっては、当面は4月24日が調整の目標となるだろう。

 そしてそこまでの1カ月弱をどう過ごすか。変則的な今年のペナントレースの行方を大きく左右するテーマが、ここに提示されたことになる。

 開幕に向けてパ・リーグは4月10日から、セ・リーグは同14日から、中止となっている無観客での練習試合が再開される。

 またこの期間も二軍の無観客練習試合は継続して行われる。そうした試合を利用しながら、実戦勘を失わないように工夫し、開幕を目指すチームが多いようだ。

阪神は1週間の活動休止を決定。

 当面の12球団のスケジュールは以下の通りとなる。

◇パ・リーグ
【西武】引き続き全体練習を継続。
【ソフトバンク】4月1日までペイペイドームで全体練習。
【楽天】全体練習を継続。
【ロッテ】4月9日までZOZOマリンスタジアムで全体練習を継続。
【日本ハム】3月29日まで自主練習。
【オリックス】3月26日から4月1日まで“ミニキャンプ”。

◇セ・リーグ
【巨人】3月26日から4月4日まで個人調整期間で自主練習。
【DeNA】3月26日から3日間オフ。29日から2日間は自主練習。
【阪神】3月27日から甲子園球場で全体練習だったが、藤浪晋太郎投手らの感染発覚で3月26日から一、二軍とも1週間の活動休止を決定。
【広島】3月28日からマツダスタジアムで全体練習。
【中日】3月27日から全体練習をするが29、30日は休養日で4月1日以降は未定。
【ヤクルト】戸田球場などで全体練習を継続するが、主力選手は3月中はフリー調整し、4月1日から合流。

【次ページ】 原監督が語る巨人“一時解散”の理由。

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