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長友佑都は特異、では南野拓実は?
新顔の順応はクラブの腕の見せ所。
text by
粕谷秀樹Hideki Kasuya
photograph byGetty Images
posted2020/01/27 20:30
プレミアデビューを飾り、FA杯でも2試合に出場した南野拓実。ゴールには絡めていないが、クロップ監督は積極起用している。
吉田には正しい道を選んでほしい。
冬の市場が開いている間に、吉田麻也はサウサンプトン脱出を図る公算が大きい。
英語は堪能だ。サウサンプトンでも日本代表でもキャプテンを務めたのだから、キャラクターも十分だ。だからこそ、日本人を低く見ているようなクラブだけは避ける必要がある。
吉田に限らず、移籍を目論んでいる選手たちは受け入れ側の実情を十分に調査したうえで、正しい道を選択すべきだ。
2011年1月、かのフェルナンド・トーレスはリバプールからチェルシーに移籍。周囲とまったくかみ合わず、当時のイングランド史上最高額だった移籍金5000万ポンドは、ただの紙切れと酷評されたのだから。