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「戦術には興味がありません」
スペインで生き抜く女性記者。
~メッシも口を開く信頼感~
posted2020/01/28 07:00
昨年のテニス・バルセロナOPでのクベーロ(左端)。バルサの元会長ロセイや現会長バルトメウを堂々おもてなし。
text by

豊福晋Shin Toyofuku
photograph by
Getty Images
テレビ画面から聞こえてくるのは女性の声だった。
昨年5月のアトレティコ・マドリー対セビージャ戦で、ダナエ・ボロナットはスペインで初めて1部リーグの試合中継で実況を務めた女性となった。彼女はリーガのテレビ放映権を持つ有料TV局「モビスタル」の看板キャスターのひとり。男性より柔らかなトーンを評価する声も多く、女性実況の試合中継は欧州で今後増えていくと予想されている。
米国人女子サッカー選手のミーガン・ラピノーに代表されるように、近年はスポーツ界で強大な影響力を持つ女性を目にすることが多くなった。そんな流れもあるのか、かつては男性の仕事場でもあったスポーツメディア界においても女性の数は増えている。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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