サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
大迫、中島、南野、堂安が出ると
安定感が違う森保Jの選手層問題。
text by
戸塚啓Kei Totsuka
photograph byTakuya Sugiyama
posted2018/11/21 11:15
キルギス戦の先発メンバー。特に前線は序列を覆すだけのインパクトを与えたとは言い切れなかった。
絶え間ない競争でこそ前進する。
海外でプレーする選手については、所属クラブで相応の結果を残すことが招集の前提になる。とはいえ、トルクメニスタン、オマーン、ウズベキスタンの順に対戦していくグループステージを助走として、パフォーマンスを上げていけるとの見通しも立つ。
所属クラブで出場機会の限られている選手でも、人数を絞って招集するぶんにはリスクを背負うことにはならないだろう。
あとは、ベネズエラ戦とキルギス戦で思うような結果を残せなかった選手が、今回の2試合には招集されなかった選手が、アジアカップ出場への意欲を結果で示すことができるか。
絶え間ない競争があってこそ、チームは前進していくものである。