テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「オオタニに雪辱を果たすチャンスが」メジャー最強剛腕デグロムが大谷翔平に被弾→申告敬遠で本音ポツリ…一方で「やってはいけない」走塁も
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byRonald Martinez/Getty Images
posted2026/04/27 17:36
メジャー屈指の剛腕デグロムとの初対戦で本塁打を放った大谷翔平
「最高の打者と競い合いたい。彼は素晴らしい打者。最初の打席で打たれ、2打席目は歩かせてしまった。雪辱を果たすチャンスが欲しかった」
ドジャース打線は大谷の先頭打者弾以外は封じられ、6回1失点で今季初白星を献上した。試合では完敗でも、デグロム個人との勝負には勝った。
ロバーツ監督は2人の対決を「最初の打席(先頭打者弾)は好きだ。その後、四球も選ぶなど良い打席だった」と称賛して振り返り、「デグロムは球界最高の投手の一人。素晴らしかった。彼相手に多くの得点を重ねるのは難しい」と白旗を揚げた。
ただ、気になる“走塁問題”も
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もっとも、この試合で大谷の気になる走塁があった。
1−2と1点ビハインドの3回2死一、二塁。アンディ・パヘスの打席で2ストライクからの5球目に一塁走者・大谷がスタートを切ったが、二塁走者アレックス・コールは第2リード後に帰塁し、大谷は二塁ベース手前まで進んでいた。結局、コールが二、三塁間で挟殺。重盗のサインではなく、ロバーツ監督は「2死で一番好調な打者を迎えていた。ああいう形で挟殺プレーになってはいけない。やってはいけないプレーだった」と悔やみ、“誰のミス”だったかは言及しなかった。試合後のコールは「重盗のサインではなかった。タフな判断だった」と言葉少なだった。
NPBでは試合後に監督、選手だけでなく、コーチに話を聞くことができるが、メジャーでは原則、試合後にコーチが取材に応じるタイミングは設けられていない。ドジャースの走塁担当はクリス・ウッドワード一塁コーチ。この件については翌日以降に取材するしか選択肢はなかった。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

