テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「オオタニに雪辱を果たすチャンスが」メジャー最強剛腕デグロムが大谷翔平に被弾→申告敬遠で本音ポツリ…一方で「やってはいけない」走塁も
posted2026/04/27 17:36
メジャー屈指の剛腕デグロムとの初対戦で本塁打を放った大谷翔平
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph by
Ronald Martinez/Getty Images
ワールドシリーズ3連覇へ突き進む大谷翔平とロサンゼルス・ドジャース。「テレビに映らない舞台裏」を番記者は見た。〈NumberWebレポート/随時配信〉
剛腕デグロムとの初対決…初球を本塁打
《4月12日 ドジャースVSレンジャーズ(ユニクロフィールド・アット・ドジャースタジアム)●2−5》
2人の運命がようやく交錯した。
昨年4月は大谷が「父親リスト」入りした影響で実現せず、メジャー9年目にして迎えた剛腕ジェーコブ・デグロムとの初対決。初回の初球だった。真ん中内寄りの97.9マイル(約157.5キロ)直球をフルスイング。角度39度で高々と舞い上がった打球は、右翼席に突き刺さった。2025年5月25、26日以来、キャリア3度目の「2試合連続の先頭打者弾」となった。
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デグロムは18、19年に2度のサイ・ヤング賞に輝き、37歳の今も160キロに迫る剛球を連発する、メジャーリーグ屈指の好投手である。そのデグロムが「直球が真ん中に入ってしまった」と悔やんだ。失投を逃さないのが大谷たるゆえんだ。
初回先頭弾は今季2度目で通算26度目。日本選手最長記録を更新中の連続試合出塁を「46」に伸ばし、現役のサイ・ヤング賞経験者12人全員から安打を記録したことになった。うち7人からは本塁打。メジャー球界を代表する面々に対して堂々と渡り合っている証左だ。
申告敬遠指示もデグロムは勝負したがっていた
3回1死一塁は粘った末の7球目の低めのスライダーを見極めて四球を選び、2死二塁で迎えた5回は申告敬遠で勝負を避けられた。ベンチからの指示に従ったデグロムは勝負を望んでいたことを明かした。

