テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
“NHKに映った”大谷翔平と岡本和真の談笑だけでなく…「メディア食堂に寿司、焼肉、天ぷら」「25歳ラッシングがHR量産」トロントWS再戦ウラ話
posted2026/04/21 17:00
昨季のワールドシリーズで激戦を繰り広げたドジャースとブルージェイズ。大谷翔平と岡本和真の“共演”としても注目された
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
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Imagn/REUTERS/AFLO
気温25度のLA→ワシントン→最低気温1度のトロント
《4月6日ドジャースVSブルージェイズ(ロジャーズ・センター)◯14-2》
メジャーリーグ担当にとって“あるある”だが、厄介なケースに見舞われた。5日のナショナルズ戦は13時35分開始予定だったが、あいにくの雨天で開始が2時間9分も遅延した。この時点でこの日のうちのトロントへの移動は諦めて、ホテルのキャンセル、追加予約、航空券の変更などに追われた。
試合は15時44分に始まり、ゲームセットは18時46分。取材を終えて球場を出たのは21時を回っていた。その後の会社との打ち合わせ時間や執筆時間などを考えて寝ずにトロントに移動するしか手段はなかった。
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気温25度前後で推移した本拠地ロサンゼルスから、気温10~15度のワシントンを経て、トロントは最低気温1度まで冷え込んだ。
長距離移動、東西3時間の時差はもちろん、この環境の違いへの対応は選手はもちろん、メジャーリーグに関わる全ての人々にとって過酷だ。今回も「冬服を持ってきていないけどどうしよう……」「これが最大の厚着なんだけど大丈夫かな……」という声もちらほら聞いた。何を隠そう、私も初めてメジャーリーグ取材に訪れた2018年、この時期のカンザスシティーで寒さに耐えきれず、現地で防寒具を購入したことがあるが――それ以降、スーツケースには夏服から冬服まで満遍なく常備するようになった。
トロント到着後、事前連絡を入れていたホテルに運良く午前中にチェックインでき、開場時間まで数時間の仮眠をとった。幸いブルージェイズの本拠地ロジャーズ・センターは開閉式のドーム球場。屋外球場であれば野球ができる気温ではなかった。
WSでMVP由伸に異例の“登板前日囲み取材”
トロントでは大谷翔平はもちろん、翌日の7日に先発する山本由伸も注目の的だった。

