テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
大谷翔平がドシャ降りの中…8歳野球少年にファンサ「ショウヘイ大好きだから嬉しい!」“元巨人勢を粉砕”ホームランに母親も「最高の1日です」
posted2026/04/17 06:01
ワシントン遠征での大谷翔平。雨によって試合開始が遅れる中での秘話とは
text by

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph by
AP/AFLO
ベッツ故障にも頼りになるロハスの存在
4月4日、ナショナルズとの2戦目。ドジャースは前日に続く今季最多タイ16安打を放ち10得点で2連勝を飾ったが、主力のベッツがアクシデントに見舞われた。初回1死二塁に四球で出塁し、フリーマンの二塁打で本塁に生還した際に右腰付近を痛め、直後の守備から交代となった。
「症状は重大なものではなく“中程度”だと思う。検査結果次第だが、おそらく数日は出場しない。長期離脱にならないことを願っている」
デーブ・ロバーツ監督は祈るように話した。
ADVERTISEMENT
試合後にベッツの交代で遊撃に入ったロハスに途中出場でどんな準備をしていたか話を聞きに行くと、「全く難しくない。それが自分の仕事であるし、どんな機会でも、どんな状況でも準備しておく必要がある」と語り、「ムーキー(ベッツ)にテキストメッセージは送ったが返信はない。無事であることを願っている」と神妙な表情で語った。
こういう時のロハスは頼りになる。数字以上の貢献度が光っている。
びしょ濡れの練習終了後…8歳野球少年に特別なファンサ
ナショナルズとの3連戦最終戦となった4月5日は、試合前から雨粒がハッキリ見えるほどの土砂降りだった。開始は2時間9分も遅れた。それでも大谷はグラウンドに現れ、4月8日の敵地ブルージェイズ戦登板に備え、左翼付近でキャッチボールや遠投を行った。
練習着のTシャツが体に張りつき、雨が滴るほどにびしょ濡れのまま右腕を振り続けた。終了後、一塁ベンチ前で少年野球のユニホーム姿のケイン・コクラン君(8)と、その家族が見守ってくれていたことに気付いた。

