テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER

「ただただ可愛い」「お茶のパッケージを見てパパ、パパと」大谷翔平が圧巻の投手専念→愛娘の話題で父の顔に…“テレビに映らない”ほっこり取材

posted2026/05/02 06:00

 
「ただただ可愛い」「お茶のパッケージを見てパパ、パパと」大谷翔平が圧巻の投手専念→愛娘の話題で父の顔に…“テレビに映らない”ほっこり取材<Number Web> photograph by Naoyuki Yanagihara

「背番号42」で好投した大谷翔平。試合後には愛娘の話題となり、顔をほころばせる場面もあったそうだ

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柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

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 ワールドシリーズ3連覇へ突き進む大谷翔平とロサンゼルス・ドジャース。「テレビに映らない舞台裏」を番記者は見た。〈NumberWebレポート/随時配信〉

投手専念…昨季の二刀流での打率「.222」だった

 メッツとの3連戦最終日だった4月15日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」。ドジャースの恒例行事を終えた直後の試合前会見で、ロバーツ監督は大谷を投手専念させる理由について、次のように説明した。

「試合の中でしっかり体をほぐし、良い状態で投げられるようにすることを優先した。数日前(2日前)に右肩後ろ付近に死球を受けており、まだ多少の痛みがある。DHで出場すると、室内ケージでの準備など負担が増える。それを取り除いて、きょうは投手に集中させる方が良いと、トレーナー、投手コーチ、自分で判断した。本人に伝えたところ、完全に納得していた」

 さらに、こうも付け加えた。

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「死球がなければ、きょうもDHと投手の両方で試合に出場していた。ただ、投げることに専念させることで、身体的にも精神的にもプラスになると思っている」

 私はこの説明を100%額面通りには受け取ることができなかった。死球を受けたのは右肩甲骨付近。本当に大事を取るなら先発を1回飛ばし、打者に専念させるのが理にかなっているのではないだろうか。前日は打者出場しており打撃に影響はないはずだ。死球の影響で投手に専念するという説明は今ひとつ腑に落ちなかった。

 それよりもブランドン・ゴームズGMが単独インタビューで「投げる日にDHで出場しない、という選択肢は十分ある。負担を考える意味でも話し合うべきテーマ。議論をしなければいけない」と語った内容の方が十分に説得力がある。

 昨季登板日の打撃成績は54打数12安打、打率.222、4本塁打、12打点。投手の負担が打撃に影響を及ぼしている可能性を危惧する声はずっとある。取材に基づく予想として、首脳陣は投手専念のタイミングをどこかで窺っていたのではないかと思わずにはいられなかった。

監督に投手専念を伝えられ「ちょっとびっくり」

 5年ぶりに投手に専念した大谷の投球は圧巻の内容だった。「イニング間がやっぱり長く感じるので変な感じはした」と一刀流ならではの悩みもあったが「いつもより打者に対しての対策を取る時間は多かった」とメリットもあった。

 2-0の3回2死二塁で主砲フランシスコ・リンドーアへの11球目。左足を上げた直後、本塁方向へ体重移動するまでに一瞬の間を空けた。タイミングをずらし、99.6マイル(約160.3キロ)直球で空振り三振に仕留めた。

【次ページ】 代役DHラッシング「本塁打?任せろ」

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