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ドラフト漏れ“最速161キロ腕”が岡本和真所属ブルージェイズとマイナー契約「目標は3年後メジャー」「辞め時を考えた時期も」ドミニカ修行中に語る

posted2026/06/11 17:02

 
ドラフト漏れ“最速161キロ腕”が岡本和真所属ブルージェイズとマイナー契約「目標は3年後メジャー」「辞め時を考えた時期も」ドミニカ修行中に語る<Number Web> photograph by Japan Winter League

ブルージェイズとマイナー契約した金城朋弥

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広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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Japan Winter League

 4月8日、金城朋弥という23歳の右腕投手が、岡本和真が所属するMLBトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。全く無名の投手だけに、一躍注目が集まった。

NPBに見放された男の逆襲劇

 今はドミニカ共和国にいる金城のリモートによる記者会見が行われた。

 金城は沖縄県豊見城市出身。中部商業出身だからソフトバンクの山川穂高の後輩にあたる。高校時代は沖縄県大会準々決勝が最高、卒業後は日本文理大に進む。プロ志望届を出すが、スカウトの目に留まらず、独立リーグ(今季から地域プロ野球リーグと改称)四国アイランドリーグPlus、高知ファイティングドッグスに移籍、主に救援投手として投げたが、ここでもドラフト指名されることはなかった。

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 2025年、高知では18試合2勝3敗1ホールド、防御率6.23、制球力に難があり数字はよくなかったが、このオフに沖縄県で行われたジャパンウィンターリーグに参加。ジャパンウィンターリーグは「陽の目を見ない場所に光を」をコンセプトに、ポテンシャルが高いのにそれを発揮する機会がない選手に、活躍の機会を与えている。11月末から12月にかけて行われるリーグ戦には、NPBや韓国、台湾のプロ球団、社会人野球が選手を派遣するほか、世界中から選手が参加する。そのプレーを動画とデータで発信する「リモートスカウティング」で、選手の情報を世界に発信している。

 これまでもNPBや独立リーグ、海外のプロ野球などに多くの選手が入団しているが、MLB傘下の球団に入団が決まったのは初めてだ。

「陽の目を見ない場所」から生まれた奇跡

 記者会見にはジャパンウィンターリーグ会場であるコザ信金スタジアムがある沖縄市の花城大輔市長も出席。ジャパンウィンターリーグを開催する鷲崎一誠代表はこう語った。

「4年間開催してきましたが、初めてMLBに入団する選手が出ました。これは当初からの我々の夢でもありました。金城選手の努力の成果だと思います。彼は人間性も優しくて、みんなから応援される選手でした。ジャパンウィンターリーグは初年度から大リーグのスカウトが来ていましたが、何もないところから積み上げきたことで、こうして金城選手の世界進出を後押しできたのではないかと思います」

 金城も、このように語っている。

【次ページ】 最速161km/h、目標は3年後のメジャー昇格

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