テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「ミヤニシ、40歳現役はスゴい」“大谷翔平と共闘”元日本ハム助っ人39歳は引退撤回→今もメジャー名リリーフ…テレビに映らないドジャース取材の日常
posted2026/04/25 17:00
大谷翔平とマーティン。10年前に日本ハムに導いた2人はそれぞれ今もメジャーリーガーとして戦っている
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph by
Getty Images,Naoyuki Yanagihara
引退を示唆したマーティンが現役続行したワケ
《4月10日 ドジャースvsレンジャーズ(ユニクロフィールド・アット・ドジャースタジアム)◯8-7》
現在、私はドジャースを中心に取材しているが、可能な限り相手チームの取材にも出向くようにしている。この日は試合前に懐かしい選手と再会することができた。
2016、17年に日本ハムでプレーし、現在は地元テキサスのレンジャーズでプレーするクリス・マーティン。私は14~17年に日本ハム担当の記者として、マーティンを何度も取材し、ありがたいことにメジャー移籍後もその縁は続いていた。
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マーティンは昨季限りで現役引退を示唆していたが、その昨季は49試合に投げ2勝6敗2セーブ13ホールド、防御率2.98の好成績を残した。ただ、右肩や左足ふくらはぎの故障で万全のシーズンではなかったという。
「ああいう形でキャリアを終えたくなかった。ありがたいことにレンジャーズがもう一度チャンスをくれたから現役を続ける決断をした」
40歳のミヤニシが現役…本当にすごいこと
日本ハムで過ごした16、17年シーズンは計92試合に登板し、2勝2敗22セーブ48ホールド、防御率1.12。不動のセットアッパーとしての地位を確立し、大谷らとリーグ優勝や日本一を経験した。
「あの経験は本当に大きかった。日本でたくさんの声援を受け、大事なイニング、緊迫した場面を任されるようになった。“チームが試合に勝つために自分が投げる”という感覚を取り戻すことができた。米国ではマイナーにいると、メジャーに上がるために投げている感覚になりやすい。でも、日本では違う。目の前の試合に勝つために投げる。その違いは大きかったし、自分にとってすごく良い経験だった」

