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「荒れた大阪の男子校」が激変していた…“負のイメージ”なぜ一新できた?「生徒のジャージはアディダス製」興國高の敏腕理事長が明かす変革ウラ側

posted2026/01/15 11:02

 
「荒れた大阪の男子校」が激変していた…“負のイメージ”なぜ一新できた?「生徒のジャージはアディダス製」興國高の敏腕理事長が明かす変革ウラ側<Number Web> photograph by Yuji Yanagawa

1年生が22クラス、3学年あわせると60クラスというマンモス校になった興國高校(大阪)

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柳川悠二

柳川悠二Yuji Yanagawa

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Yuji Yanagawa

かつて高校野球を席巻したPL学園の苦境、昨夏甲子園に出場した東大阪大柏原の閉校決定……。大阪の有名私立高校が経営難に直面している。そんな中、かつては荒れた男子校の象徴のように揶揄されながら、現在は生徒集めに成功している高校がある。興國高校の理事長・草島葉子氏に話を聞いた。【全4回の3回目】

◆◆◆

 暮れも押し迫った昨年12月19日、大阪府の私立・興國高校に到着すると、細身でありながら筋肉質の高校生が居並び、草島葉子理事長兼校長の激励を受けていた。彼ら陸上競技部は翌々日に京都・都大路を走り抜ける全国高校駅伝(男子)に初出場する。その出陣式の最中だったのだ。

昔は「荒れた男子校」のイメージ…激変の今

 草島氏は言う。    

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「サッカー部が6大会ぶり2度目の全国高校選手権出場を決めた日に、陸上競技部が大阪を制して高校駅伝出場を決めてくれた。先ほど、陸上部の選手が『僕たちはサッカー部とアベック優勝できた日のことは一生忘れません』と言ってくれた。理事長として、校長として、嬉しい一言でした」

 通された応接室にはJリーグに所属する卒業生のサイン入りユニフォームが並ぶ。セレッソ大阪ユースに所属したサッカー日本代表の南野拓実(現・モナコ)も卒業生だ(サッカー部には所属していない)。野球部のOBで、明治大を経て2024年のドラフトで北海道日本ハムに3位指名された浅利太門のユニフォームや、プロゴルファーとして活躍する蟬川泰果が全英オープンで着用したウエアやキャディバッグも飾られていた。現在、興國の生徒数は一学年1000人に迫り、1年生は22クラスもあるという。

貫いた男子校、「失敗」もあった

 興國の創立者である祖父、2代目の父に続く3代目理事長となる草島氏と相対してすぐ、グッと惹きつけられた言葉があった。

【次ページ】 サッカー部員の飲酒発覚…出場を決断するまで

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