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東大に「3学年連続」合格者を輩出、旧帝大で仙台ベストナインの選手も…“県大会はベスト4”宮城の公立校野球部がスゴすぎる ナゾの「イチコウ曲線」とは?

posted2026/02/25 11:02

 
東大に「3学年連続」合格者を輩出、旧帝大で仙台ベストナインの選手も…“県大会はベスト4”宮城の公立校野球部がスゴすぎる ナゾの「イチコウ曲線」とは?<Number Web> photograph by 仙台六大学野球リーグ公式インスタグラムより

仙台一高から東北大へと進学し、昨年の仙台六大学野球リーグのベストナインに輝いた佐藤昴。他に東大・京大などへの進学者も多いという

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二瓶祐綺

二瓶祐綺Yuki Nihei

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仙台六大学野球リーグ公式インスタグラムより

 受験シーズン真っ盛りの2月。月末には国公立大の試験も控え、いわゆる「進学校」と呼ばれる高校にとっては、その後の評判にもかかわる大一番が待っている。例年、東大・京大をはじめとした難関大に合格者を出す宮城県の仙台第一高校もそのひとつだ。だが実は近年、同校の硬式野球部が躍進を見せている。昨夏の県大会でベスト4に入るなど活躍を見せたウラには、どんな秘密があったのだろうか。《NumberWebレポート全3回の3回目/最初から読む》

 毎年、地元仙台の難関国立大である東北大に多数の合格者を輩出し、東大・京大にも合格者を輩出している宮城県屈指の進学校である仙台一高。

 昨年は県大会でベスト4に進出するなど、県内で強豪の一角に数えられる硬式野球部の選手たちも決して例外ではなく、難関大学の合格実績がある。なぜ野球と勉強の両面で結果を残すことができるのだろうか?

「やっぱり集中力」…ナゾの「イチコウ曲線」とは何か?

 仙台一高に伝わる言葉として、「イチコウ曲線」というものがある。同高の生徒は、部活動を引退した夏以降に成績が急激に上昇する。この成長曲線を同校の名前をもじって「イチコウ=一高曲線」と呼ぶのだ。

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 硬式野球部を率いる千葉厚監督も、彼らの才能について語る。

「やっぱり集中力というか、努力のやり方が分かっているのは強いんでしょうね。部活が終わった後の伸び率はすごいです。あとはウチは学術研究を通して本格的にデータ活用を進めているんですが、その分析力は野球だけでなく学業にも良い影響を与えています。『傾向と対策』を立てて進められていることが、一高曲線に繋がるのかもしれません」

 硬式野球部の卒業生たちの中には難関大に合格後も野球を継続し、結果を残している選手たちもいる。

 仙台一高硬式野球部は、71回生(2019年卒業)から3学年連続で東大合格者を輩出している。そのうち71回生で当時のエースだった鈴木健は、大学2年の春から神宮のマウンドに上がると、東京六大学野球のリーグ戦で通算33試合に登板した。

 同じ県にある身近な目標として、東北大を志す生徒も多い。74回生(2022年卒業)の佐藤昴は現役で東北大に合格。

 大学野球ラストシーズンとなった昨年秋は、中日ドラゴンズドラフト2位指名の櫻井頼之介、先日アメリカの大学への編入を発表した佐藤幻瑛などといった好投手ひしめく仙台六大学リーグで、投手のベストナインに輝いた。

【次ページ】 東大志望の選手も…現役部員に聞く「文武両道」実践術

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