酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
日米殿堂イチローのメジャー成績が超人的「3089安打…現役最多はフリーマン2374安打、打率.372は21世紀最高」「10年連続ゴールドグラブ」
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広尾晃Kou Hiroo
photograph byNaoya Sanukiki
posted2025/08/03 18:50
メジャー殿堂入りを受けて英語でスピーチしたイチロー
30日のレッズ戦の4回、突如コントロールを乱し、ロバーツ監督が駆けつけて降板。脚部の痙攣とのことだが、フル出場しながらのマウンドは、あまりにも過酷ではないか。打撃成績も急落している。大谷に今必要なのは「休養」だろう。
〈鈴木誠也/カブス〉
106試418打103安26本81点3盗43球125振 率.248 OPS.820
7月23日ロイヤルズ戦 4打0安0本0点0盗 0球2振
7月25日ホワイトソックス戦 2打0安0本0点0盗 1球0振
7月26日ホワイトソックス戦 5打1安0本0点0盗 0球2振
7月27日ホワイトソックス戦 4打0安0本0点0盗 1球3振
7月28日ブルワーズ戦 4打1安0本0点0盗 1球2振
7月29日ブルワーズ戦 4打1安0本0点0盗 0球1振
7月30日ブルワーズ戦 3打0安0本0点0盗 2球2振
8月1日オリオールズ戦 3打0安0本0点0盗 0球1振
8月2日オリオールズ戦 2打0安0本0点0盗 3球0振
9試合31打3安0本0点0盗 8球13振 率.097
大谷とは本塁打、鈴木とは打点でしのぎを削っていたダイヤモンドバックスのスアレスがフラッグシップディールでマリナーズに移籍したが、大谷と共に鈴木のバットも急ブレーキ。なんと9試合連続で打点なし。夏場にきて息が上がったか? 踏ん張るしかない。
吉田正尚は本領発揮とならず、由伸は復調
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〈ラーズ・ヌートバー/カージナルス〉
89試336打76安12本37点4盗48球85振 率.226 OPS.708
8月2日パドレス戦5打1安0本0点0盗 0球2振
7月13日、左肋骨付近の故障でIL(負傷者リスト)入り。マイナーで調整する「リハブ・アサインメント」に移行。2日に復帰を果たした。
〈吉田正尚/レッドソックス〉
14試48打11安1本4点2盗0球9振 率.229 OPS.614
7月23日フィリーズ戦5打1安0本0点0盗 0球2振
7月25日ドジャース戦4打1安0本0点0盗 0球1振
7月27日ドジャース戦3打0安0本0点0盗 0球0振
7月28日ツインズ戦4打1安0本0点0盗 0球1振
7月30日ツインズ戦5打2安1本3点1盗 0球2振
8月2日アストロズ戦2打0安0本0点0盗 0球1振
6試合23打5安1本3点1盗 0球7振 率.217
とびとびにスタメン起用されて調子が上がらない。30日のツインズ戦で待望の今季第1号が出たが、大差がついた試合で野手から打ったもの。まだ本領発揮とはいかない。
〈山本由伸/ドジャース〉
21試9勝7敗0S116.1回83安10本39球133振 責34率2.63
7月28日レッズ戦7回4安0本2球9振 責1(101-65)〇
22日のツインズ戦は5回自責点3で降板したが、28日のレッズ戦は7回自責点1、9奪三振で7月1日以来の9勝目。苦しい夏場にきて存在感を高めている。
〈佐々木朗希/ドジャース〉
8試1勝1敗0S 34.1回29安6本22球24振 責18率4.72
右肩のインピンジメント症候群で5月9日のダイヤモンドバックス戦後にIL(負傷者リスト)入り。8月後半に実戦形式での登板という報があるが、どうなるのか。
結局残留の菅野、じつはシーズン通じて安定の菊池
〈菅野智之/オリオールズ〉
21試8勝5敗0S114回122安21本29球76振 責56率4.42
7月27日ロッキーズ戦6回4安1本2球8振 責1(91-63)〇
8月2日カブス戦5回5安0本1球5振 責3(95-58)
27日のロッキーズ戦は久々に好投し8勝目。トレードのうわさが絶えなかったが残留が決定。チームの気勢は上がらないが、成績を残して来年につなげたい。

