テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「大谷翔平が珍しい!」球宴で自ら語り出した“ハーパー評”、山本由伸とCreepy Nutsは粋な演出…“テレビに映らない”ドジャースの日常
text by
柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byJayne Kamin-Oncea/Getty Images
posted2024/07/30 06:01
テオスカー・ヘルナンデスとのトークに楽しそうな大谷翔平と山本由伸
9回は同点後の1死二塁、延長11回1死一、三塁で連続申告敬遠。延長11回は2番スミスが左前打し、2日連続サヨナラ勝利となり、デーブ・ロバーツ監督は「翔平は(勝負を避けられることを)気にしていない。これが野球。翔平のような最高な選手がいれば、そのチームの監督は安心して眠れる」と話した。
女性スタッフからの“パリ五輪の贈り物”
取材後に記者室で原稿執筆をする合間のこと。記者室裏のメディアダイニングの名物女性スタッフであるマリア・ハートマークさんに出張最終日だと伝えると、熱いハグを交わし、「パリ五輪の取材に行くんでしょう。これを持って行きなさい」とエッフェル塔のキーホルダーをもらった。
五輪取材には行かないのですが……ありがとう、マリアさん! 9月にまた来ます!
スタッフからの気遣いに感謝しながらロサンゼルスを経ち、東京に到着するやいなや、21日の試合で大谷が144メートルの特大30号ホームランを放ったことを知る。五輪期間に入る中でも、その歩みを見つめていかなければ――。<つづく>