「そう。黙っていようと思ったけど、実は僕はグーナー（アーセナルファン）なんだ。これは僕個人の希望的観測だけど、近い将来、アーセナルが三笘を獲得してくれれば……と思う。そうすれば、もしかしたら冨安と三笘の縦関係が見られるかもしれないしね。とはいえもちろん、冨安を一番見たいポジションはセンターバックだ！ と何度でも言いたいけど（笑）」

22年12月、ブライトン三笘とアーセナル冨安のマッチアップ　©Getty Images

――歴史的に見ても、日本で人気のポジションは2列目のアタッカーであることが多いです。ローマの中田英寿、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司やミランの本田圭佑のように、三笘も新シーズンに再び鮮やかなドリブル突破を見せて、ゆくゆくはビッグディールを見てみたいところでもあります。

「僕もそう思ってアーセナルの名前を出してみたんだ。日本でも人気が高いメガクラブだからね（笑）。3人それぞれの23-24シーズンを評価するにあたって、少し注文をつけてしまったけど、冨安はCL、遠藤と三笘はELを戦いつつプレミア、さらにはアジア杯にも臨んだタフな1年だった。ゆっくりと心身を休めて、新シーズンに向かってほしいね。ちなみにもっと大きなクラブに行けるという意味では……久保建英もそう思うんだよね」

＜つづく＞