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19歳で結婚・遠藤航「家族が第一は普通」リバプール自宅で語った“死ぬほどサッカーを頑張る理由”「代表戦のタオルはタケや薫が多いけど…」 

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小野晋太郎

小野晋太郎Shintaro Ono

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photograph byReuters/AFLO

posted2024/02/24 17:01

19歳で結婚・遠藤航「家族が第一は普通」リバプール自宅で語った“死ぬほどサッカーを頑張る理由”「代表戦のタオルはタケや薫が多いけど…」<Number Web> photograph by Reuters/AFLO

クロップ監督やチームメイトの信頼を勝ち取った遠藤航(31歳)。「家族」の存在がモチベーションになっていると語る

「言われて初めて気づきましたね(笑)。欲しいと思ったことがなかったです。家でやる作業とか、ミーティングとかもありますけど、サッカー以外の仕事はパソコンさえあればできるんで、場所はどこでもいい。むしろ、自分の部屋に閉じこもるより、リビングで子供に邪魔されながら作業するのが普通なんですよね。俺は子供といる時間が人生の『最適解』だから、そこから逆算するといらないってなってたんすね。」

 遠藤の思考経路の全ては「最適解」というフレーズで回っている。

 パス、シュート、ポジショニング、サッカーは決断の連続と言われるスポーツだ。自分がその瞬間に選んだ選択が正解になるかはわからないからこそ「最適解」という言葉にたどり着いた。自身の著書タイトルにも選んだこの言葉が、人生でもたっぷり活かされる。

19歳で結婚「すべては家族のため」

 世界一と言われるプレミアリーグで、しかも“ビッグ6”のリバプールでスカッド入り。30歳でこの2つのデビューを飾る選手はほとんどいない。人よりも遅いと言われるキャリアを歩んできた遠藤が、人よりも早かったことがある。パパデビューだ。20歳で長男が誕生している。

 大学で出会った妻とは最初から意気投合。気づけば常に一緒にいるように……。実は遠藤にとって初めての彼女だったが、結婚も自然な流れだった。

 モチベーションの理由を尋ねると、「家族ですかね」と悩むことなく答える。ベルギー、ドイツ時代は語学学校にも通いながらも、練習前後にしっかり子供の送り迎えを毎日こなした。そのサイクルは、リバプールに移籍した今も変わらない。

 全てはサッカーと家族のために。なぜ遠藤はそこまで自分を厳しく律することができるのか?

【次ページ】 「家族第一は普通のこと」「サプライズはたまに」

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