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田澤廉でも佐藤悠基でも渡辺康幸でもない…あなたが選ぶ「箱根駅伝・日本人最強ランナー」No.1は誰?《700人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byBUNGEISHUNJU
posted2024/01/02 06:04
箱根駅伝「日本人史上最強ランナー」は誰か? Number Webでアンケートを行った
「花の2区区間新記録。しかも留学生の記録を抜いた」(23歳・男性)
「2区の1時間5分台は異次元。山以外ならどの区間でも歴代最高を取っていたはず」(25歳・男性)
2位 渡辺康幸(早大) 88票
“元祖・スーパーエース”こと早大の渡辺康幸(1993年~1996年)が2位に。
「ルーキーで“花の2区”に抜擢」「1区で衝撃の区間新記録」「2区史上初の1時間6分台」「2年連続2区で区間賞」……箱根駅伝にまつわる“記録の原点”を多く持つ90年代箱根路のレジェンドが渡辺でした。
名門・早大で1年生からエースとして活躍。圧倒的なスピードを武器に、当時は「日本人が敵うはずがない」と思われていた外国人留学生のステファン・マヤカ(山学大)とデッドヒートを繰り広げました。大学時代に出場した駅伝では区間賞か2位しかないという驚異的な安定感を誇り、スーパーエースの名に恥じない強さを見せました。競技引退後には早大の監督としても2010年に学生駅伝3冠を達成し、指導者としてもその手腕を発揮しました。
「時代を考えれば驚異的なタイムと、毎年コンスタントに記録を出し続ける安定感。渡辺康幸より『速い』ランナーは出て来たけど、渡辺康幸より『強い』ランナーはまだいないと思う」(42歳・男性)
「1年生の頃からずっと活躍して、山学大のステファン・マヤカ選手との対決を制し、早稲田を優勝に導いた活躍は元祖スーパーエースの名に相応しい。最終学年で活躍した選手は数多くいるが、それ以前から活躍した渡辺選手は箱根駅伝において日本人最強に相応しい選手である」(43歳・男性)
「いつも決して期待を裏切らない走りでした、外国人ランナーに負けないスピードがあり、いつもワクワクして応援していました」(60歳・女性)
「4年間、区間1位もしくは2位。箱根駅伝の人気爆発のきっかけになった選手だと思うから」(52歳・男性)