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現役大学生から唯一“あのスピード派”が7位にランクイン、“元祖・山の神”は何位? あなたが選ぶ「箱根駅伝・日本人最強ランナー」結果発表
posted2024/01/02 06:03
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
JIJI PRESS
いよいよ100回目の号砲を迎えるお正月の風物詩・箱根駅伝。では、これまで箱根路を彩ってきた名ランナーの中でも「史上最強の日本人ランナー」といえば、あなたは誰を思い浮かべますか。そこでNumber Webでは、「あなたが選ぶ、箱根駅伝“日本人最強ランナー”を教えてください」というテーマでアンケートを実施。12月12日〜20日にかけて、計741票が集まりました。
前編ではランキング10位から6位の結果を発表します。<#2では、5~1位の結果を公開中です>
10位 嶋津雄大(創価大) 13票
10位にランクインしたのは嶋津雄大(創価大/2020年~2023年)でした。
嶋津の名が全国的に知られることになったのは2年時、初出場の箱根路で10区を走り区間新記録の走りを見せたことでした。チームも総合9位に入り、創価大史上初のシード権獲得にも大きく貢献しました。翌年は当日変更で4区を走り、2位で襷を受けるとそのまま先頭に。史上初の往路優勝を果たすと、創価大はそのまま9区まで独走。最終10区で逆転を許し、総合優勝は逃しましたが、そのダークホースぶりはファンの記憶に残りました。
「華やかなスター選手ではないけれど、この人の走りはファンタジー。4年時、4区で6人抜きしたときは、感動して泣きました」(59歳・女性)
「前と1分近く開いている中での爆走は忘れられません。軽やかと言うよりは淡々と地に足着けて走る姿、心で走っている姿は今でも覚えています」(31歳・女性)
「アンカーで苦しい表情ながら最後まで全力で走りゴールした姿が忘れられません」(48歳・男性)
8位タイ 大迫傑(早大) 24票
24票を集めた大迫傑(早大/2011年~2014年)が8位タイに。
1年時から優勝候補・早大の1区を任され、見事に区間賞を獲得。後続に1分近い差をつけ、チームの総合優勝&学生駅伝3冠達成に大きく貢献しました。その後も学生ランナーとして国内トップクラスで戦いながら、当時から世界を視野に米国合宿なども敢行。大学卒業後にはマラソンで日本記録を更新、東京五輪で6位入賞など、現在もトップランナーとして活躍しています。
「1年生の時から、ずば抜けた才能を発揮していました。とにかく華があった。そして当時から、箱根駅伝のみならず、その先を見つめたスタイルは、今から考えても、唯一無二の存在です」(60歳・女性)
「トラックの5000mの日本記録をいまだに保持しており、マラソンでも常にトップ争いをするタイム、安定感がある。勝負強さもあり、なにより華がある」(19歳・男性)
「箱根駅伝での活躍はもとより、それにとどまらない挑戦の活躍は『最強』に相応しいと思います!」(57歳・男性)