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ドイツ戦4-1、U-22日本はパレスチナに1-0で危機感…大岩監督「彼らも目が覚めると思う」“A代表経由パリ五輪行き”へ奮い立てるか
text by
飯尾篤史Atsushi Iio
photograph byKyodo News
posted2023/09/10 17:03
先制ゴールを決め、喜ぶ藤尾翔太(左)ら。パレスチナ相手の1-0で、連勝を飾った
「厳しい環境下でも勝ち上がっていくタフさは、A代表の選手たちのほうが断然上なわけで、こういう条件でも平気でプレーできる選手にならないといけない。そういう話を昨日、選手たちにして、『自分がサムライブルーでやっていることを想像しながらプレーすべきだし、そういう気持ちで試合に臨むべきだ』と。この結果を聞いて彼らも目が覚めると思うので、次の試合に向けた準備の材料にしてほしい」
過密日程と酷暑でも奮い立てるのは、誰か
2試合を終えて勝ち点6の日本がグループ首位に立っている。9月12日に行われる最終戦の相手は、勝ち点3で2位の開催国・バーレーンである。過密日程と連日の酷暑で疲労困憊のうえ、キックオフ時間がこれまでより3時間早まり、敵地での厳しい戦いになるのは間違いない。
それでも奮い立てる選手は、闘える選手は誰か――。
パリ五輪だけでなく、近い将来のA代表入りに向けた戦いもすでに始まっている。