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「日本代表はどうせ勝てない…“悲観論”を見返したい」守田英正27歳がカタールW杯直前に明かした「26人メンバー発表は悲しさもあった」

posted2022/11/23 17:01

 
「日本代表はどうせ勝てない…“悲観論”を見返したい」守田英正27歳がカタールW杯直前に明かした「26人メンバー発表は悲しさもあった」<Number Web> photograph by Getty Images

カタールへ渡る直前にNumber Webの単独インタビューに応じた守田英正。「26人メンバー発表にはどこか悲しさもあった」と明かした

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豊福晋

豊福晋Shin Toyofuku

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サッカー日本代表・守田英正(27歳)が今月カタールへ渡る直前に、Number Webの単独インタビューに応じていた。26人のメンバー発表で感じた“悲しさ”、そして積極的に意見をぶつけあうようになったという代表選手間の雰囲気について明かした。【全2回の1回目/#2へ】

「日本は勝てない…“悲観論”を見返したい」

 いまから4年前、23歳の守田英正はテレビでロシアワールドカップを見た。

 遠いところで、大迫勇也が、乾貴士が、香川真司が観衆を沸かせていた。

 グループリーグを突破し国が歓喜する光景を、ベルギー戦の悲しい結末を、守田はピッチの外側から眺めた。

 日本を揺るがしたそんな熱気の記憶が残っているからだろうか。歓喜の残り香が消えた4年後の日本代表を取り巻く多数の悲観論に対し、守田は悔しさを覚える。

 勝てないと思われていることがすごく悔しい、そう守田は言う。

「ツイッターやインスタグラムなどのSNS、メディア上の否定的なコメントは嫌でも目につく時代なので。日本は勝てない――。そう思われるのが普通だとも思います。ただ、僕たち選手は結果で生きてきた。見返したいという気持ちはあります。悲観的な人をも巻き込んで、一緒になって勝ちたい。日本代表はすげえ。そう思って応援してくれるように、自分たちが巻き込んでいく」

 この4年間、数え切れないほどの経験をした。気心の知れた仲間との素敵なサッカーが保証された環境に別れを告げ、海を渡った。大西洋に浮かぶ孤島の、荒れた芝の上をひとり走った日々がある。

 キャリアを振りかえってみても、濃密で過酷な、そして得ることの多い時間だった。

 最終予選では日本代表の中盤に定着し、欠かせない主力となった。今夏には小クラブのサンタクララから名門スポルティングへとステップアップを果たした。ワールドカップを経て、守田はさらにその先へ踏み出そうとしている。

 初めてのワールドカップ、日本代表にとって鍵を握るドイツ戦を前に、27歳のミッドフィルダーは何を考えているのか――。

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「どこか悲しい。複雑な感情でしたね」

――ワールドカップに挑む26人の選手リストを見た時、何が浮かびましたか?

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