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市場価格総額1229億円! ムバッペら「EUROの東京五輪世代ベスト11」がスゴイ…“35歳以上”で選ぶとロナウド以外に誰が?
text by
三重野翔大Shodai Mieno
photograph byGetty Images
posted2021/06/24 17:01
36歳クリスティアーノ・ロナウドと22歳ムバッペが談笑。こんな風景を見られるのもEUROならではだ
「東京五輪世代」の11人は総額1229億円!
ジャンルイジ・ドンナルンマ/22歳/6000万ユーロ
マタイス・デリフト/21歳/7500万ユーロ
ルベン・ディアス/24歳/7500万ユーロ
ジュール・クンデ(アレッサンドロ・バストーニ)/ともに22歳/6000万ユーロ
フレンキー・デヨング/24歳/9000万ユーロ
ジェイドン・サンチョ/21歳/1億ユーロ
フィル・フォデン/21歳/8000万ユーロ
メイソン・マウント/22歳/7500万ユーロ
マーカス・ラッシュフォード/23歳/8500万ユーロ
ジョアン・フェリックス/21歳/8000万ユーロ
キリアン・ムバッペ/22歳/1億6000万ユーロ
前線の選手ほど市場価格が高くなる傾向にあるので、かなり前がかりな11人になってしまうが、これが最も豪華なメンバーだ。ちなみにこの11人の市場価格は総額9億4000万ユーロ。日本円にして約1229億円である。
GKはドンナルンマ、3バックも豪華すぎ
GKは16歳にして名門ACミランでデビューを果たしたドンナルンマ。グループAを3連勝で突破したイタリア代表は、ウェールズ戦の勝利で30戦無敗の大台に乗せた。また歴代最長の公式戦連続無失点記録を11試合に更新し、うち9試合はドンナルンマがゴールマウスを守っている。
今夏にはアカデミーから一筋でプレーしてきたミランを退団することが濃厚とされているが、堅守のアッズーリを牽引する今大会のプレーも要注目だ。
ディフェンスラインは本来ならトレント・アレクサンダー・アーノルド(22歳/7500万ユーロ)が入り4バックとなるはずだったが、大会前に負傷離脱。成長著しい3名あるいは4名のセンターバックで組むことが、最も豪華な布陣になる。
今大会はオランダの絶対的な存在であるビルヒル・ファンダイクを欠くことになるため、ディフェンスリーダーとしての役割が期待されるデリフト。そして移籍1年目ながらマンチェスター・Cの守備の要となり、評価がうなぎ上りのR.ディアスに7500万ユーロの価値がついている。
フランスのクンデとイタリアのバストーニは、実力と経験を兼ね備えたそれぞれの主力陣に割って入れるか微妙なところだ。それでも前者はセビージャ、後者はインテルで評価を高め、世代屈指のCBに成長した。