3トップはオランダ戦で代表でのキャリアを終えた北マケドニアの英雄パンデフ、昨季16得点でリール（フランス）にリーグ優勝をもたらしたユルマズ、衰え知らずのC.ロナウドで形成する。35歳以上でFW登録の選手は彼ら3人のみだが、いずれもキャプテンでチームを導く重要な選手だ。

EURO2004でルイ・コスタ（中央）と喜ぶC・ロナウド©Getty Images

五輪はブラジルのOAにダニエウ・アウベスが選出！

　東京五輪ではU-24ブラジル代表のOA枠に、あのダニエウ・アウベスが選出された。母国開催で金メダルに導いたネイマールに次ぐ、実力も経験も疑いようのない名手だ。38歳を迎えたセレソン・アラフォー世代の代表格が日本にやってくる。

　これまで何年にもわたり国を代表して戦ってきたアラフォー世代が引っ張るチームに、新たな色を添える新進気鋭の東京世代。そのどちらにも豪華な顔ぶれが揃う。EURO2020でも東京五輪でも、世代を超えて、所属クラブの垣根を越えて、母国の応援を一身に背負う者たちの熱き戦いから目が離せない。

　フットボールを嗜む者にとっては、これ以上ないほど楽しみの詰まった数カ月だ。

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