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市場価格総額1229億円! ムバッペら「EUROの東京五輪世代ベスト11」がスゴイ…“35歳以上”で選ぶとロナウド以外に誰が?
text by
三重野翔大Shodai Mieno
photograph byGetty Images
posted2021/06/24 17:01
36歳クリスティアーノ・ロナウドと22歳ムバッペが談笑。こんな風景を見られるのもEUROならではだ
マヌエル・ノイアー/35歳/1800万ユーロ
トマーシュ・フボチャン/35歳/30万ユーロ
ぺぺ/38歳/ポルトガル代表/100万ユーロ
ジョゼ・フォンテ/37歳/150万ユーロ
ジョルジョ・キエッリーニ/36歳/150万ユーロ
トーマス・フェルマーレン/35歳/90万ユーロ
ルカ・モドリッチ/35歳/1000万ユーロ
セバスティアン・ラーション/36歳/60万ユーロ
ゴラン・パンデフ/37歳/50万ユーロ
クリスティアーノ・ロナウド/36歳/4500万ユーロ
ブラク・ユルマズ/35歳/280万ユーロ
前線過多の東京世代とは対照的に、こちらはGK、CB過多の傾向にある。身体能力以上に経験がものをいうポジションで、アラフォー世代は重宝されているようだ。彼らの若き日の写真とともに見ていこう。
守護神ノイアー、5バックも経験値ありすぎ
GK大国ドイツで今なお絶対的な守護神として君臨するノイアーは、南アフリカW杯から6大会連続で国際大会に出場している。
CBは前回大会優勝コンビのぺぺ&フォンテに、先述した11試合連続クリーンシートの立役者キエッリーニを加えた3人体制。R.ディアスの台頭で世代交代が進むポルトガルだが、大会最年長ぺぺの存在はまだまだ必要だ。キエッリーニは相方のレオナルド・ボヌッチも34歳とアラフォー間近。しかし彼ら2人だからこそ抜群の安定感を誇る守備を形成できている。
右SBはバックラインならどこでもこなせるいぶし銀のフボチャン、そして左はCBから泣く泣く外したヴィッセル神戸のフェルマーレンを選出。今大会に唯一出場するJリーガーは、フィンランド戦で決勝点となるオウンゴールを演出した。
前線は頭数が少ないがモドリッチ、パンデフ、クリロナ
頭数の少ないMFはモドリッチとS.ラーション。
30代半ばとは思えぬ運動量を維持するモドリッチは、先日レアル・マドリーとの契約を1年延長した。バーミンガムやサンダーランドで活躍したS.ラーションは現在母国のAIKソルナでプレー。今大会はスペイン戦とスロバキア戦でキャプテンマークを巻いている。