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竹下佳江率いる姫路、残留かけ決戦へ。
「痛い思いもして、きっと強くなる」
text by
米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byNoriko Yonemushi
posted2020/02/21 20:00
V・チャレンジマッチ(入替戦)で姫路は群馬銀行と対戦。V1生き残りをかけて戦う。
プレッシャーがかかる入替戦。
他のチームなら、1年目の選手は、「勝ち負けを考えずに思い切りやればいい」と先輩に支えられて伸び伸びプレーすることが役割だ。しかし姫路はそうはいかない。今季は、高木や浅津、リベロの片下恭子といった経験のある選手の力を借りながらも、竹下監督は若手を先発として積極的に起用した。
「未知数なところもありますが、若い選手が活躍していかないと、私たちのチームは先がないと思っていますから」
姫路は2月22、23日に、V2優勝チームの群馬銀行グリーンウイングスとのチャレンジマッチ(入替戦)に臨む。そこではチャレンジ4以上のプレッシャーがかかることが想像できる。
それでも、未知の世界のV1で、若い選手たちが勝敗を背負い、もがきながら1シーズンを戦い抜いた経験は、きっとそこで活かされるはずだ。