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森保Jがイランを上回る要素は何か。
原口元気、堂安律の言葉がヒント。 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2019/01/28 14:00

森保Jがイランを上回る要素は何か。原口元気、堂安律の言葉がヒント。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

今大会で左サイドのレギュラーを任されている原口元気。イラン戦では持ち前の突破力に期待したい。

森保監督が説くW杯からの継続。

 そう答えたのは、今大会チーム最多となる11本のシュートを放ち、味方のシュートにつながるパスも9本とチームトップを記録し、フィニッシュにもっとも多く絡み、冨安健洋とならんで最年少の20歳の選手――。

 堂安律である。

 森保監督はロシアW杯からの継続性を盛んに説いている。あのW杯で、監督交代からの短い期間で一定の成績を残せた理由として多くの選手が「それぞれが4年間かけて成長したものの積み重ね」だと答えている。

 そんな流れをくむ現在の日本代表も、各選手の能力、そして今後の成長に依存する部分が大きいチームである。だからこそ、時間をかけて築き上げてきた「組織力」を武器にするイラン代表との準決勝は、森保監督が進めるチーム作りの真価が問われる一戦となるのだ。

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