プロ野球亭日乗BACK NUMBER
絶妙な高橋采配で巨人がヤクルト撃破!
第1ステージ突破を導いたある盗塁。
text by
鷲田康Yasushi Washida
photograph byKyodo News
posted2018/10/15 12:50
CSファイナルステージでは“タナキクマル”の1人である実兄・田中広輔との対戦も楽しみな田中俊太。繋げるバッティングで4歳上の兄を追う!
「高橋監督と1日でも長く野球が」
そして第2戦での菅野の圧巻ピッチング。
「僕らはチャレンジャーだから、今回の2試合と同じように、とにかく思い切ってぶつかっていきたい。今は本当に投打ともみんないいものを出してくれている。なんとかそれをうまく生かしていきたい」
17日から始まる鬼門・マツダスタジアムでの広島とのファイナルステージに向けて高橋監督は前を向いた。
ヤクルトを打ち破った神宮球場。試合後にスタンドからこだましたのは、熱烈な“由伸コール”だった。
「監督のために戦うという思いは、僕だけでなく選手みんなが継続して持っているものだと思う。高橋監督と1日でも長く野球ができるように最後までフル回転で頑張りたい」(菅野)
広島にとっては嫌な相手が勝ち上がってきた。