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「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2011年重大ニュース! 【プロ野球編】
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byNaoya Sanuki
posted2011/12/30 10:30
2011年の日本シリーズ第4戦における『森福の11球』は、球史に残る名場面だったことに異論の余地は無いでしょう
予想外だった西武・巨人、両優勝候補のつまづき。
震災による影響は開幕の延期だけではありません。「試合時間が3時間30分を超えて新しいイニングに入らない」との節電対応の特別ルールが採用されたことで、セオリーにとらわれない継投策が必要とされるなど、ベンチの手腕が試されることに。統一球導入と合わせて、ペナントレースは、例年とは違う展開になるのではと思われましたが……。
●今季のプロ野球、最も“予想外”なのはこのチーム!
http://number.bunshun.jp/articles/-/148886/feedbacks
パ・リーグはソフトバンクと日本ハムが他の4球団を大きく引き離し、セ・リーグはヤクルトが独走する“予想外”の展開が待っていました。
「一番意外なのは西武。ホームランを量産している中村はいるし、投手陣も比較的堅実。勝ち星は伸びていないが、西口のようなベテランもいるし。采配の問題なのか、メンタルの問題なのか疑問に感じる」(kmcstartさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/6654
「ここまでの低迷は想像できなかった。統一球導入とはいえ、東京ドームが広くなったのかと錯覚するほどの打線の沈黙。小笠原・ラミレス・阿部とここ数年、巨人の中軸を支えてきた選手の衰え、故障者が出ている中でチャンスを得た選手の活躍も見られず、原監督も頭が痛いだろう。投手陣に目を向けても、開幕投手に指名されながら終盤に粘り切れず背信を続けた東野をはじめ駒の揃わない先発、そしてリードを守りきれないブルペン、といいところを探すほうが難しいのが現状だろう。だが、高橋・大村の補強には本当にがっかりした。一時代前の4番を他球団から集めるスタイルから坂本や山口を筆頭に、生え抜きを育てることによっていいチーム体質・カラーができかかっていたいただけに残念でならない」(show-banさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/6702
優勝候補の常連であった西武、巨人が低迷。終盤までAクラス入りすら覚束ないという体たらくに嘆きの声が集まりましたが、相も変わらず最下位の指定席をどっかりと確保したあのチームに対してはこんな“活”も。
「例年にも増して予想外な展開が多いプロ野球で、例年通り最下位に沈んでいる横浜はある意味予想外。統一球、新ストライクゾーン、震災……様々な影響で想定外のことが起きるべく始まった今期のプロ野球。そのせいかノーマークだった選手の活躍や実績あるベテラン選手の不調など、結果例年にも増して予想外な展開が多い。そんな2011年のペナントであいもかわらず最下位の横浜って……。猛省を促す意も含めて『横浜』としたい」(takaさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/6684