NumberWebスクエアBACK NUMBER
「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2011年重大ニュース! 【プロ野球編】
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byNaoya Sanuki
posted2011/12/30 10:30
2011年の日本シリーズ第4戦における『森福の11球』は、球史に残る名場面だったことに異論の余地は無いでしょう
グラウンドの外を騒がせたすったもんだもありました。
ソフトバンクの優勝で幕を閉じた2011年のプロ野球ですが、グラウンド外のゴタゴタも多く目についた1年でありました。
東日本大震災の影響を鑑みて、パ・リーグは開幕日を3月25日から4月12日に延期することをいち早く決定。かたやセ・リーグは予定通り3月25日の開幕を主張しましたが、選手会は強く反発。NPBの管轄官庁である文部科学省・鈴木寛副大臣が加藤コミッショナーに開幕延期を要請するなどのすったもんだの挙げ句、セも歩調を合わせることになりました。
●プロ野球、この球団のフロントにモノ申す!
http://number.bunshun.jp/articles/-/163264/feedbacks
「皆さん、忘れましたか? 開幕日を予定通り、強行しようとした傲慢さを……」(さばさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/7818
巨人の渡邉恒雄会長は「こういう時には何もやらない方が良いというなら、勝手にしろ」「勝手にしたらいいじゃないか、パ・リーグは」との傲慢発言を連発していましたが、まさか部下である清武GMに謀反を起こされるとは想像すらしなかったでしょう……。
●老婆心ながら……菅野智之投手にどの“道”をすすめたい?
http://number.bunshun.jp/articles/-/169557/feedbacks
2011年ドラフトの目玉選手だった東海大・菅野智之投手。巨人の原監督の甥っ子でもある彼は、意中の球団は巨人だと公言。他球団は指名回避するのではとの大方の予想を裏切って日本ハムも名乗りを上げ、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得しました。苦い表情を浮かべる原監督と歓声を上げる一般ファン、笑みを浮かべる他球団の首脳陣とのギャップが、ドラフト制度の歪みを象徴しているかのようでした。
「今時巨人を選ぶ理由が全く分からない。意味不明です。時代錯誤も良いとこです」(BOTANさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/8284
「趣旨と違いますがこれだけは言いたい。プロ野球選手になりたいと思って夢破れた人が多数派の中で、数少ないドラフトで選ばれた上に1位指名までされておきながら、渋い表情とはどういうことなのだろう。たしかに周りのしがらみと、本人の夢があることは理解できるが、プロに来てくれと言われて簡単にノーと言ってしまうのはどうなんだろう。喜んで行くくらいのが普通ではないかと思うが異常なのだろうか」(savoさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/8287