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「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2011年重大ニュース! 【プロ野球編】
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byNaoya Sanuki
posted2011/12/30 10:30
2011年の日本シリーズ第4戦における『森福の11球』は、球史に残る名場面だったことに異論の余地は無いでしょう
菅野の日ハム入団拒否で現行ドラフトの議論沸騰!
70.5%の方が「日本ハムに入団すべき」と回答。近年のドラフトにおいても、長野、澤村を囲い込みに近い形で獲得してきた巨人の専横ぶりに対する反発の強さがうかがえます。一方で菅野選手の“ロマン”を支持する声や、制度の不備を指摘する意見も。
「身近に原監督がいれば、巨人への思いも理解できます。その思いが強ければ長野みたいになるし、プロ入りがよければ松坂みたいになる。彼自身の人生です。何を選んでも後悔するものです。現時点で最良だと思う道を選んでほしい。個人の意思を尊重するだけじゃ、戦力不均衡だとか、健全な野球界を作れないとか言われそうです。でもルールなんです。日ハムの予告なし指名もルール違反でなし、仮に菅野が拒否しても制度上OKです。この制度が、『個人の意思と戦力均衡の絶妙のバランス』なのか『不均衡を正せないざる法』なのか……。これはルール論です。後者を取る人は、制度の『不備』に文句を言ってください。菅野に言うのは筋違いです。彼の人生です。それでも彼の意思を規制するなら、それはルールでないと」(poypoy1362さん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/8297
菅野選手は浪人を決断。2012年のドラフトに野球人生を賭けました。もちろん浪人したからといっても巨人に入団できる保証はありません。来年も他球団が指名する可能性は十分にあります。それを承知の上で、巨人の夢を選んだ菅野選手の今後を見守りたいと思います。
モバゲイスターズことDeNAベイスターズが誕生!!
●横浜ベイスターズ、今季こそ最下位脱出できるか?
http://number.bunshun.jp/articles/-/94376/feedbacks
「球団にビジョンが見えません。ですので『出来る』『出来ない』を論じる以前に、考える材料が見つかりません。昨年の売却問題は、今年再燃するはず」(strike-2さん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/4868
「やはりなんと言ってもプロ野球史上初の3年連続90敗をしたチーム。あの本当に弱かったダメ虎、阪神タイガースですら踏みとどまった線を越えてしまったチームです。そういうチームは単純に選手を補強したくらいではどうにもならない。『チーム』だけではなく『球団そのもの』を抜本的に変える必要があったと思います」(Tsuchinoeさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/4902
昨シーズン終了後、住生活グループへの売却が直前で破談になった横浜ベイスターズは、今季も最下位の指定席に居座り続けましたが、47勝86敗11分と4年連続90敗超えの不名誉はギリギリで回避。親会社もTBSから「モガベー(巨人・渡邉恒雄会長談)」ならぬモバゲーを運営するDeNAに代わり、来季から心機一転生まれ変わるはず……と思いたいところですが、新球団発足早々、監督人事でガタついているようでは……。暗く沈んだ中畑監督の顔は見たくないものです。