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巨人監督人事“最大のナゾ”「じつは過去に監督オファー」実現しなかった“2人の名前”…阿部慎之助辞任で崩れた「条件は生え抜きのエースか4番」説を追う
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岡野誠Makoto Okano
photograph byJIJI PRESS
posted2026/05/30 06:50
巨人監督監督の謎を追う…。写真は松井秀喜と原辰徳(2015年撮影)
10日には、共同通信が「森監督の内定」「原辰徳や山田久志へコーチ要請」という記事を契約各社に配信。この間、長嶋の続投を支持する世論が渦巻き、ファンは騒然とした。11日夜、森はNHKの取材に「仮に監督就任の要請があっても受ける立場にない」と表明。その後、自宅前に集まった報道陣の質問に答えた。
〈―就任要請を受けないのですか
森氏 受けないよ。私だって交渉も折衝もないのに、(新聞報道などで)いろいろ言われて。要請があっても受けないと(NHKに)はっきり言っただけ。本人の知らないところで、おかしくなっちゃうよ。簡単明りょうでいいじゃないか〉(1998年9月12日付/日刊スポーツ)
打診の事実を認めていた…
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渡辺恒雄オーナーも翌年発売の著書で、森との接触について否定している。
〈一度も会っていませんよ。今年も去年も全然会ってない〉(1999年1月発行『天運天職』/光文社)
渡辺は森との会談を設けていないのだろう。しかし、フロントは動いていたようだ。森自身が後年、巨人との交渉を認めている。
〈今だから初めて自分の口から話すけど、98年の秋、水面下で非公式に監督就任の打診があった〉(2024年8月20日配信/スポーツ報知)
森はV9時代の正捕手だが、4番の経験は6試合(打率.261、0本塁打、7打点)しかない。このように、巨人は現役時代に脇役に徹したOBにもオファーを出しており、決して「生え抜きのエースか4番」に拘っていたわけではない。
では、なぜ「巨人監督は生え抜きの4番かエース」という不文律が浸透したのか。そのヒントに江川卓の存在があった。
〈つづく/江川卓・星野仙一の“巨人監督”騒動へ〉

